退職時の保険の選択について
退職した時の医療保険の選択として、家族の被扶養者となる、今まで加入していた保険の任意継続制度に加入する、国民健康保険に加入する、などがあります。
保険料の負担がない配偶者の扶養家族となるのが経済的に負担が少なく、60歳未満であれば、年金についても同時に第3号被保険者となり、国民年金保険料は自己負担なしで保険料を納付したものと扱われるようです。
配偶者の扶養家族となるには、配偶者や自分の親が働いていて、その会社の社会保険に加入しているケースなど、家族の中に社会保険の加入者がいれば、その人の被保険者となれないか検討する事になります。
会社の健康保険から国民健康保険に変更した場合の内容の大きな違いの部分は、「傷病手当金」や「出産手当金」の休業補償制度がないことです。
「傷病手当金」病気やケガで仕事に就けない期間の休業補償で給与の3分の2が支給されます。
「出産手当金」出産時の休業補償で給与の3分の2が支給されます。
国民健康保険への切り替え手続き
この度、会社を退社したので、国民健康保険への切り替えにいってきました。
国民健康保険の切り替えに必要な書類として会社から
「健康保険・厚生年金保険 資格損失 証明書」をもらいます。
この証明書は何日に辞めてもすぐにもらえる書類です。
ちなみに、私の会社の場合、離職票などは給料の締め日より前に辞めても締め日以降でなければ書類を製作することが出来ないといわれました。
年金手帳を会社に預けていた場合などは、年金手帳を返してもらいましょう。又、源泉徴収票や離職票ももらえるようであれば、もらっておいたほうがよさそうです。
逆に退職時に会社に返却する物は、健康保険証や会社から借りていた備品などがあれば返却する必要があります。
国民健康保険への切り替えは、自分の住んでいる市区町村へ行って手続きします。
ネットなどで調べて、手続きに必要そうな書類を用意して、私の場合は区役所へいきました。
健康保険・厚生年金保険 資格損失 証明書
年金手帳
免許書(身分証明用)
銀行の通帳(自動引き落とし用)
印鑑(銀行の印鑑)
マイナンバーカード
これらの物が入りそうだと書いてあったので、用意して行ったのですが、手続きする市町村で違いがあるかもしれませんが、必要となったのは下記の4個だけでした。
健康保険・厚生年金保険 資格損失 証明書
年金手帳
免許書(身分証明用)
銀行のカード(自動引き落とし手続き用)
銀行引き落としの手続きは、後で書類でも可能のようですが、銀行のカードがあればその場で手続きが可能のようです。
配線などは無く、電波で送受信する携帯用のリーダーに銀行のカードを通して、暗証番号を打ち込めば完了しました。
ただ、私がいった所は、電波の受信が悪かったらしく、3回ほどエラーが出て、4回程暗証番号を打ち込んで完了しました。
暗証番号を間違ったのかと、ちょっと考えてしまいました。
手続き完了後、国民健康保険証をすぐにもらえました。
国民健康保険は毎年更新されるようで、毎年郵送で国民健康保険証が自宅へ送られてくるそうです。
以上で、国民健康保険への切り替えが完了しました。
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