まとめ
今回、賢くなった事があります。オーブントースターで焼きすぎてしまったメザシに、ポッカレモン100をかけて食べてみると、パサパサ感がなくなりジューシーになり、とても美味しくなりました。
他にも、焼き芋はレモン汁との相性が抜群なので、同じように美味しくなる気がします。
ポッカレモンの成分について
ポッカレモン100に記載されているの栄養成分表示は下記のようになっています。
15mlあたり(大さじ1杯) | |
ビタミンC | 4mg |
クエン酸 | 980mg |
これだと普通のレモンとどの程度の違いがあるのかわからないので、100g当たりの成分に変換してみます。
水の場合、1ml=1g=1000mgなので、仮定で水の比重と同じとした場合
100gあたり、ビタミンCは26.6mg、クエン酸は6533mgとなります。
文部科学省の食品成分データベースでは、
果実のレモンの全果の場合は、100gあたり、ビタミンCは100mg、クエン酸は3000mg
果実のレモンの果汁の場合は、100gあたり、ビタミンCは50mg、クエン酸は6500mg
クエン酸について
柑橘類に多く含まれる有機酸の一種で、疲労の原因物質や、肩こりや腰痛の原因ともなる乳酸の生成を抑えます。
ビタミンCの酸化を防いだり、肥満や過酸化脂質の生成を抑制したりする機能もあるので、シミやソバカス、生活習慣病の予防に役立ちます。
ビタミンCの1日の摂取基準
厚生労働省によるビタミンCの1日の食事での摂取基準
年齢 | 男性:推奨量 | 女性:推奨量 |
1~2歳 | 35mg | 35mg |
3~5歳 | 40mg | 40mg |
6~7歳 | 55mg | 55mg |
8~9歳 | 60mg | 60mg |
10~11歳 | 75mg | 75mg |
12~14歳 | 95mg | 95mg |
15歳以上 | 100mg | 100mg |
体内のビタミンCは約400mgで飽和状態になっているといわれています。その為一度にたくさん摂取しても体内には蓄積されず、体外に排出されてしまいます。
ただ、写真のポッカレモンは全部で70mlなので、全部飲んでもビタミンCは18.6mg程度です。
レモン1個のビタミンC
国産レモンの旬は10月~12月ですが、スーパーでは、ほぼチリ産やアメリカ産の商品がならんでいます。
基本的にレモン1個は120gと想定されているようですが、私が購入したチリ産レモンは約80g・90g・103gでした。
現在では、果汁ドリンクなどで使われているレモン1個分のビタミンCの量は約20mgとされているようです。
レモン1個の厚生労働省の目安重量は120gとなっています。このレモンの果汁分量は厚生労働省の目安量で全果に対して30%が果汁の量とされているので(×0.3)、果汁部分のビタミンC量は100g中50mgなので(×50÷100)という事になるので、
120×0.3×50÷100=18mgとなります。
一般的な120gのレモン1個には、18mgのビタミンCが含まれているようです。
では、私の家にある103gの場合は、103×0.3×50÷100=15.45mg、約15mgのビタミンCが含まれているようです。
このレモン1個の果汁を全て飲んだ場合に15mgのビタミンCを摂取可能、
上の写真のポッカレモン100-70mlを全て飲んだ場合は、18.6mgのビタミンCを摂取可能となるようです。
酸っぱい物だけを飲むのが得意ではないので、レモンやポッカレモンだけで1日に摂取する推奨量のビタミンCを摂る事は私には難しいようです。
レモンも結構金額が高いので、必要なだけ利用できるポッカレモンのようなものが私には経済的なようです。あとは、色々と振りかけてみて、美味しくなる食材の発見をしないと賞味期限以内に使い切れない気がします。
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