がん予防のガイドライン

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がんに対して体のよい食品を探してきましたが、腫瘍が出来た場所によって効果があるものや抗がん剤治療の場合には、抗がん剤の成分にもよりますが、治療の妨げになるサプリメントもあるようです。

 

がん予防の項目

がん予防のための栄養と運動に関する米国対がん協会ガイドラインによると、がん予防に下記の項目をあげています。

●生涯を通じて、健康体重を維持する事が大事である。

すべての年代で過剰な体重増加を避けて、痩せない範囲で、できるだけ体重を少なくして、高カロリーの食物や飲み物の摂取を制限したほうがよい。

●適度な運動をする事が大事である。

健康維持する為に、定期的に運動したほうがよい。

●植物性の植物に重点を置いた、健康的な食事をとる事が大事である。

ベーコン・ハム・ソーセージなどの加工肉や牛肉・豚肉などの赤肉の摂取を少なくしたほうが効果的です。また、1日に野菜や果物を食べたほうがよいとの事です。白米・白パンのような精製穀物製品の代わりに、玄米・黒パンなどの全粒穀物を選んだほうがよい。

●飲食する場合は、量を制限する事が好ましい。

 

などといった内容の項目が記載されているのですが、残念な事にこれは、まだがんになった事がない方のがん予防方法になっています。

一度がんになった方は、腫瘍が出来た場所等で必要とされる結果も変わるので参考程度になります。

 

がん体験者の予防方法

ガイドラインがうたっているがんになった事がある方の食事では、特定の食事療法、サプリメント、健康食品などは勧めていないようです。未だ科学的方法ではっきりした研究効果が認められていないようです。

私が入院していた時も、血痰が出た時は、血管を強くする薬と痰がきれて出やすくなる薬を飲んでいましたが、癌に関しての薬は何も飲んでいませんでした。病院の食事も偏りがなく、トンカツやから揚げ、魚、カレー、ヨーグルト、総菜、オレンジ、キーウイなどいろいろとバランスよく出てきていました。病室では、皆さん違う場所で腫瘍が出来た患者さんでしたが、全員同じ食事メニューでしたので、腫瘍が出来た場所で特定した食材を食べるような事はなかったようです。体格の良い方は、食事だけでは足らないらしく、売店でパンやお菓子を追加で食べていました。何を食べても制限などはなかったです。

入院していた時に同室で、抗がん剤治療をされていた方は、担当の先生から1日に2000歩は歩いて運動するようにと言われていました。ずっと寝ていると体力不足になる為かわかりませんが、その影響のせいか、病院の売店には万歩計が売っていました。

 

 

参考資料

●米国対がん協会(American Cancer Society)2012年公表「がんサイバーのための栄養と運動のガイドライン」第4版

 

 

 

 

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