凝縮された高栄養価のパセリでガン予防

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パセリに期待される効能

ガン予防効果・消化促進・美肌効果・貧血改善・口臭予防・利尿作用・結石予防

 

注目の成分

βカロテン・ビタミンC・ビタミンE

 

豊富な抗ガン作用の栄養分を含むパセリ

パセリには100gあたりβカロテンが7400μg、βクリプトキサンチンが83μgと豊富に含まれています。

βカロテンには、抗酸化作用が非常に強く、活性酸素を無害化してガン予防に効果があります。体内で必要なだけビタミンAに変わり、免疫力の向上に期待できます。

βクリプトキサンチンは抗酸化作用が非常に強く、発ガンを抑制する作用が動物実験で証明されています。βカロテンの5倍のガン抑制効果があるといわれています。

 

セリ科オランダゼリ属 パセリの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

パセリ 葉 生
食物繊維 6.8g
カリウム 1000mg
カルシウム 290mg
βカロテン 7400μg
ビタミンE 4.2mg
ビタミンK 850μg
葉酸 220μg
ビタミンC 120mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

光沢があり、ちぢれが多く、色が濃いものが栄養素が高いようです。

疲労回復や美肌効果も期待されるパセリ

パセリの香りは消化を促進し、食欲不振を改善させたり、疲労を回復させたりする効果があります。鉄分も豊富で血を補い血行も促進し、貧血の改善や美肌つくりに期待できます。

独特の香り成分のピネンやアピオールは抗菌効果が高く、消化促進や口臭予防の効果があります。

豊富に含まれているビタミンKは、じょうぶな骨づくりに欠かせない栄養素でカルシウムを骨へ沈着させる手助けの働きがあります。

カロテンやビタミン類、鉄などのミネラルが驚くほど多く食物繊維も豊富で、消化をよくして、強力な利尿作用に期待ができます。

ドイツでは結石の治療に用いられているそうですよ。

食べ合わせでの相乗効果

パセリ+ニンジン:ガン予防、風邪予防、免疫力強化

パセリ+そば:血行促進、高血圧、動脈硬化予防

パセリ+大豆:血行促進、老化防止

パセリ+牛乳:集中力強化、精神安定、骨粗鬆症予防

 

パセリの保存方法

ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存させます。

使い切れなかった時には、みじん切りにして保存容器にいれて冷凍しておくと便利です。

 

パセリの歴史

原産地はヨーロッパで、紀元前から食用されていたハーブですが、ヨーロッパでは葉のちぢれていない平葉種のイタリアンパセリが主流です。

日本へは18世紀にオランダから長崎に伝わったとされており、日本ではちぢれ葉種のカーリーパセリが主流となっています。

イタリアンパセリはさわやかな芳香があり、香りや味にクセがないのが特徴ですよ。

 

 

 

 

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