がん発生を予防するニンニク

当ブログには、プロモーションが含まれています。

ニンニクの注目の成分

硫化アリル、セレン

ニンニクに含まれる成分に期待される効果

胃ガン・大腸ガン・皮膚ガン予防、生活習慣病予防、動脈硬化予防

旬は6月~7月になります

がん抑制効果が高い食材の上位にいるニンニク

ニンニクの臭いのもととなるアリシンには強い殺菌作用があり、食品についたバクテリアはもちろん、体内に入った細菌やウイルスまで退治するなどして、がんの発生を防ぐと同時に、アリシンが分解される過程でできる含硫アミノ酸にも発がん物質を除去する働きがあるそうです。

さらに、アリシンには、ビタミンB1の吸収を高めて、その作用を持続させる働きがあります。

ガーリックオイルは、12万倍に薄めても、コレラ菌などの有毒な細菌を殺す威力をもっているといわれています。

アメリカ国立がん研究所の調査で、がんを予防する食品のデザイナーフーズ・ピラミッドの最上位に、ニンニクが選ばれています。

がん予防に効果のある成分

ニンニクに含まれているスコルジンという物質は、新陳代謝を活発にして栄養分を完全燃焼させてエネルギーにかえる作用があるため、体に備わっている免疫力を高め、がん発生を抑制してくれるといわれています。

 

又、ニンニクには、有機ゲルマニウムとセレンが豊富に含まれています。

有機ゲルマニウムとセレンは、生命維持に不可欠な酵素を運ぶ重要な役割を担っていると同時に、体内の有害な重金属を除去する事で、がんの発生を予防する効果に期待できます。

重金属とは、鉛、水銀、カドミウム、ヒ素、アルミニウム、ベリリウムなどで体に溜まるとさまざまな影響を及ぼすいわれており、普通に生活しているだけでも、私たちの体に溜まっていきます。

海外から流れてくる大気汚染物質のPM2.5の中にも、鉛、カドミウム、ヒ素などの重金属が含まれているそうです。

有機ゲルマニウムには放射線による障害も緩和することが知られているそうです。

生活習慣病の改善に役立つニンニク

体を温める性質があるので、胃に入ると胃液の分泌を促して消化を助け、食欲増進の効果があります。

独特のにおいのアリシンには強力な殺菌作用があるほか、ビタミンB1の吸収を高める効力があるので、疲労回復や脳の活性化などに役立ちます。

体力をつけるだけでなく、精神面にもよい効果があり、ストレス解消の手助けに期待できます。

血中コレステロールを下げる作用も期待でき、血液をサラサラにして動脈硬化の予防や生活習慣病の予防にも役立ちます。

薬膳では、腫れ物の改善や風邪予防、解毒の働きがある食材として利用されています。

ニンニクの栄養成分

主な機能性成分として硫化アリル(アリシン)とセレンがあります。

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

 にんにく 1日の食事で必要な推奨量
男性 30歳~49歳 女性 30歳~49歳
食物繊維  6.8g 20g以上 18g以上
カリウム  610mg 3000mg以上 2600mg以上
カルシウム  18mg 650mg 650mg
βカロテン  2μg 900μg 700μg
レチノール  Tr
ビタミンD  0 5.5μg 5.5μg
ビタミンE  3.0mg 6.5mg 6.0mg
ビタミンK  3μg 150μg 150μg
ビタミンB2  0.09mg 1.6mg 1.2mg
ビタミンB12  0 2.4μg 2.4μg
葉酸  120μg 240μg 240μg
ビタミンC  10mg 100mg 100mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

Tr:含まれている量が最小記載量に達していない事を示します。

 

食べ合わせによる相乗効果

ニンニク+豚肉:疲労回復

ニンニク+たこ:肝機能向上

ニンニクの解毒作用と、タコに含まれるタウリンが肝機能を高めてくれます。

保存方法

風通しのよい場所で常温保存しますが、夏場は冷蔵庫で保存すると長持ちします。

 

注意事項

生のニンニクをすりおろしたり、みじん切りにしたものは効果が大きいのですが、そのまま放っておくと、効力を失いますので、すぐに使用しましょう。

胃や十二指腸潰瘍のある人などは、生のニンニクを食べると、病状が悪化する恐れがあります。

又、健康な人でも、多量に摂取すると下痢になる可能性がありますので、腸の弱い人も多量に摂取するのは控えたほうがよさそうです。

ニンニクはハチミツの栄養成分を壊すとされているので、一緒に食べないようにしましょう。

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました