膀胱炎や疲労回復にもアスパラガス

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アスパラガスに含まれる注目の成分

アスパラギン酸、ワリニン、グルタチオン、クロロフィル、コバルト

期待される作用

疲労回復、コレステロール値低下作用、増血作用

旬は4月~6月になります。

 

アスパラガスの抗酸化作用

アスパラガスにはビタミンCが豊富に含まれており、免疫機能を高め、発がんを抑え、生活習慣病の予防、老化予防などに役立つβカロテンも比較的多く含まれています。

抗酸化作用の強いルチンも含み、毛細血管を丈夫にして高血圧を予防し、がん予防も期待できます。

ビタミンCとルチンをいっしょにとると抗酸化作用はより効果的になります。

中国では、アスパラガスのエキスが市販されており、がんや難病の治療の補助保健品として人気があります。

特に、頸部の放射線治療のあとに発症する口喝(こうかつ)、舌燥(ぜつそう)などの症状を改善する作用があることが報告されており、乳がんの予防にも効果があると期待されています。

グルタチオンは、グルタミン酸とシステインとグリシンという3つのアミノ酸がくっついたもので、体の中に多くなればなるほど、抗酸化作用が強くなります。

 

膀胱炎にも威力を発揮するアスパラガス

アスパラガスには、腎臓の機能回復と利尿効果があり、特に腎臓の尿細菅での尿の再吸収を抑え尿量を増やす作用があります。

消化器系の働きを高め、体の熱を冷まし、のどの渇きを和らげるのに役立ちます。

葉酸は赤血球やヘモグロビンの合成を助ける為、貧血改善などに効果的です。

芽の部分に豊富に含まれているアミノ酸の一種であるアスパラギン酸は、タンパク質の合成を高めて新陳代謝を促し、疲労回復や美肌効果に期待できます。

独特のうま味は、穂先に含まれるアスパラギン酸に由来しています。

 

ユリ科アスパラガス属のアスパラガス

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

アスパラガス 生アスパラガス ゆで1日の食事で必要な推奨量
男性 30歳~49歳女性 30歳~49歳
食物繊維1.8g2.1g20g以上18g以上
カリウム270mg260mg3000mg以上2600mg以上
カルシウム19mg19mg650mg650mg
βカロテン380μg370μg900μg700μg
レチノール31μg30μg
ビタミンD005.5μg5.5μg
ビタミンE1.5mg1.6mg6.5mg6.0mg
ビタミンK43μg46μg150μg150μg
ビタミンB20.15mg0.14mg1.6mg1.2mg
ビタミンB12002.4μg2.4μg
葉酸190μg180μg240μg240μg
ビタミンC15mg16mg100mg100mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスを比べた場合、栄養価が高いのはグリーンアスパラガスのほうになります。

ホワイトアスパラガスに比べて、日光をふんだんに浴びて育ったグリーンアスパラガスは、野菜にしてはタンパク質が非常に多いのが特徴となっています。

 

保存方法

乾燥しやすいので湿らせた新聞紙などで包み、冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。

 

食べ合わせによる相乗効果

アスパラガス+トマト:のどの渇きの緩和

アスパラガス+ごぼう:便秘解消

アスパラガスとごぼうはどちらも食物繊維やオリゴ糖が豊富なので便秘解消に役立ちます。

 

 

 

 

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