造影CT
造影CTを受けにきました。右腕の血管に何やら注射で挿入されて、普通にCT撮影をして検査終了となりました。同意書にサインさせられた割には簡単な検査でした。
待合室は相変わらずの密集地で、あちらこちらで咳をする人がいました。怖いのは、ここにいる患者さんは難病などで紹介されて来た一流の人達だということです。ここではマスクは必須アイテムのようです。
肺気腫
診察室へ入りました。
血液検査の結果はCRPの値が高いとの事、これは炎症の程度を計る数値との事で、通常は0.2以下で正常らしいのですが、私は4.04あって何処かに問題があるそうです。
しかし、その他の数値は何も問題ないとの事でした。そうして画像診断の結果、肺のベースに高度肺気腫が有るとの事です。
肺気腫とは煙草を長年吸った人がなりやすい病気で私も5年前まで吸っていました。
そして、肺の中の組織が侵されて肺としての機能が少なくなる、つまり呼吸しても酸素が体に送り込まれなくなる病気で、一度壊れてしまうともう回復はしないとの事です。
肺気腫の症状は徐々に悪化するらしく、かなり悪くなった人は、酸素ボンベから透明の管で鼻がら酸素を吸って、酸素吸収の低下を補って活動できるようになるとの事です。
まだ、肺気腫としての実感はないのですが、走ったりしたら実感がわくような気がしますが、疲れそうなのでやめておきます。
でも、今後酸素ボンベを転がしながら歩く生活が待っているのは悲しい限りです。
そして、その他は右肺上葉に小さな腫瘍あり、左肺に小結節影あり右肺上・中葉に淡い濃度上昇域ありなど、パソコンのレントゲン画像を見ながら説明されたのですが、正常な状態の画像を見た後に現状の画像を見れば悪いという症状が良く分かると思うのですが、私にはどうなっているのかよく分かりませんでした。
そして、咳が出ていた要因は、結局分からないとの事でした。
肺気腫及び腫瘍の事で、ネットでいろいろ調べていた為、腫瘍も自然に治癒する事があるなどの雑学が増えていました。
そして、前の病院の血液検査で癌ではないと言われた安心感と、会社もそんなに遅刻して出勤するわけにもいかず、咳も収まってきた事もあり、これで診察を終了してもらうことにしました。
なんだかんだで、これまで4万円支払って肺気腫判明となりました。
病院を行かなくなって、3日後あたりで風邪をひいてしまいました。きっと病院でうつされたのだと思いました。又、マスクをしての業務が始まるのでした。
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