昨年腫瘍が見つかって入院するまでの3カ月程度の間に、腫瘍が急激に巨大化しました。
腫瘍は出来てから、徐々に大きくなり、ある程度のサイズまで増殖すると一気に大きくなるといいます。
もともと自分の細胞が変異したものなので、腫瘍が出来ても痛みはないようです。その為、腫瘍が大きくなって痛みなどが出てから発見された時には危険な状況の可能性が高いとも聞きます。
私は放射線治療で腫瘍が小さくなって、退院後9カ月経過しましたが、腫瘍のサイズは退院直後のサイズと変わっていないようです。
去年はアッというまに巨大化したのですが、食べ物による違いで何かあるか調べてみました。
入院前に毎日食べていた物
腫瘍が急激に大きくなった時に毎日食べていたものがあります。
①フルーツが入ったヨーグルト:花粉症でヨーグルトに効果があるという噂を聞き入院の3年程毎日食べていましたが、効果はありませんでした。
②飲むヨーグルト:風邪予防にいいと聞き、入院の1年程前から飲んでいました。
③みかんの缶詰:体重が減っていたのでフルーツも必要なのかと思い食べていました。
④栄養ドリンク:体重が減っていたので栄養補給の為に飲んでいました。
退院後に変更した食事
退院後は上の物は食べていません。そんなに金銭的に余裕がないのもありますが、その代わりに退院後食べ始めたものがあります。
①お米に押し麦を混ぜて炊いて食べるようになりました。
②鍋を多用し、ポン酢にゴマと七味唐辛子を入れて色々な野菜をもりもり食べています。鍋なので、なんでも入れられて、少々怪しい食材でもゴマと七味で味がごまかせて美味しくいただけます。
③木綿豆腐やシイタケはほぼ毎日食べています。大豆とキノコ類は体によいので、鍋にも入れています。
④必要以上に肉を食べていません。食べたいと思った時は食べています。
⑤ポップコーン:体重増加用に栄養分最適との事で食べていましたが、最近近所のスーパーで販売されなくなったので、今は食べていません。
入院前に食べていた食材の原材料
去年毎日食べていた製品の原材料で赤字が怪しいといわれる材料名です。
①フルーツが入っていたヨーグルトの原材料:乳製品、果肉、砂糖、アローニャ果汁、乳タンパク質、ゼラチン、ココナッツオイル、香料、増粘多糖類、酸味料、甘味料(スクラロース)
②飲むヨーグルト:乳製品、ブドウ糖果糖液糖、砂糖、安定剤(ペクチン)、香料、甘味料(ステビア)、酸味料
③みかんの缶詰:みかん、ブドウ糖果糖液糖、ガラクトオリゴ糖、クエン酸、香料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)
④栄養ドリンクの添加物:白糖、D-ソルビトール、クエン酸、安息香酸Na、香料、グリセリン、バニリン
体に悪影響とされる成分
健康な人には問題ないかも知れませんが、腫瘍がある人には悪影響の可能性がある成分です。
スクラロース
砂糖の約600倍の甘味があり、有機塩素化合物の一種で、体内で異物となって、臓器などに障害をもたらす可能性があります。
動物実験では、免疫力を低下させる可能性などが示されているほか、脳にまで入り込むことがあるようです。
スクラロースなどの自然界に存在しない化学合成物質などは、体内に取り込まないほうが良いとされます。
アセスルファムK
アセスルファムKは、砂糖の約200倍の甘味があり、体内で異物となって、臓器などに障害をもたらす可能性があります。
動物実験では、リンパ球の減少や肝臓障害の際に増えるGPTの増加が認められたとの事です。
香料
香料は、合成が約130品目、天然が約600品目もあり、合成香料の中には毒性の強いものもあるようです。
強烈な香りのする香料は控えたほうがよいとされます。特にフルーツ味のヨーグルトは香料が強い製品が多いようです。
増粘多糖類
発がん性や催奇形性の疑いがあるものがあり、動物実験で異常が見られた成分もあります。
トラガントガム、ファーセレラン、カラギーナンなどの表示が単独で表記されたものは避けたい食材のようです。
個人的な結論
いずれも動物実験で悪い影響があった成分ですので、人間で同様の作用があるか定かではないようですが、フルーツ入りの加糖ヨーグルトとシラップづけのみかんの缶詰は、腫瘍が出来ている状態では、毎日食べないほうが良かった食品のように思えます。
無糖のヨーグルトやシラップづけではない果物は体に良い効果があるようですが、スクラロースやアセスルファムKなどの表示が記載されたものは、避けたほうがよさそうです。
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