美肌効果もあり、古くから漢方薬として重宝され楊貴妃も愛用していたハトムギ

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注目の成分

コイクセノリド、多糖類

ハトムギに期待される効能

抗ガン作用、利尿作用、イボ取り作用、美肌効果

原産地はベトナムで、旬は10月~11月です。

 

ハトムギの抗酸化作用

ハトムギに含まれるコイクセノリドという物質には抗ガン作用があり、腫瘍やガン細胞などの異物を排出して、新たな細胞に作り替える力に期待されています。

お茶にして毎日飲み続けることで免疫力が向上するといわれています。

ハトムギには細胞の異常発育を抑える作用があることが判明し、ガンを抑える処方の中でハトムギを加えた薬も登場しているようです。

 

アトピー性皮膚炎にも効果があり、むくみ解消にも期待

中国ではハトムギの種皮を取り除いた種子を、ヨクイニンという漢方薬として用いられておりイボ取りの妙薬として知られています。

ヨクイニンは生のものは熱を冷ましてむくみを取る効果があり、焙煎したものはには、胃腸の働きを高めて下痢を止める効果があるといわれています。

ハトムギは水分や血液の代謝を促進する作用がある為利尿作用に優れ、余分な水分を排出しむくみの解消に役立ちます。

イボは余分な水分が滞ることで生じるとされるため、体内の老廃物や毒素を排泄する作用や、新陳代謝を促進して新生細胞を生み出す作用があるハトムギがイボ取りに有効だといわれています。

春から夏の湿気によるむくみや体の重だるさ、下痢、神経痛、リウマチ症状の緩和に優れており、食欲不振の解消にも効果的です。

体の老廃物を排出する効果があるので、解毒作用や便秘や下痢を解消したり、吹き出物、シミ、そばかすを改善し、美白効果が期待できます。

アトピー性皮膚炎など皮膚がデリケートになっているお子さんにも有効です。

 

ハトムギの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

はとむぎ 精白粒
食物繊維 0.6g
カリウム 85mg
カルシウム 6mg
βカロテン 0
ビタミンE 0.1mg
ビタミンK 0
ビタミンB2 0.05mg
ビタミンC 0

ハトムギはあらゆる穀物の中でも最もタンパク質や脂肪が多く、ほぼ全てのビタミンやアミノ酸を含む優良食材です。

 

日本人の1日に必要な食事での摂取基準量(2015年版)

30歳~49歳 男性 30歳~49歳 女性
推奨量 耐用上限量 推奨量 耐用上限量
食物繊維 20g以上 18g以上
カリウム 3000以上 2600以上
カルシウム 650mg 2500mg 650mg 2500mg
ビタミンA 900μg 2700μg 700μg 2700μg
ビタミンE 6.5mg 900mg 6.0mg 900mg
ビタミンK 150μg 150μg
ビタミンB2 1.6mg 1.2mg
ビタミンC 100mg 100mg

ビタミンAはβカロテン+αカロテン+レチノールの総量になります。

 

食べ合わせによる相乗効果

ハトムギ+とうがん+ショウガ:むくみ解消

ハトムギ+お湯:美肌効果

から炒りしたハトムギを煮出したハトムギ茶を常飲するとイボなどの肌トラブルの改善に期待できるといわれています。

 

ハトムギの吸収率

ハトムギの成分は溶け出しにくく、煮ても10%程度しか吸収されません。この問題を解決したのが発芽ハトムギで、かたい皮を破って発芽させることで、有効成分を効率よく摂取できるといわれています。

できるだけ発芽させたハトムギを選ぶと効率的です。

 

保存方法

密閉容器に入れて冷暗所で保存します。

においや湿気を吸着しやすいので、冷蔵庫での保存は避けたほうがよいといわれています。

 

ハトムギの歴史

ハトムギはムギと名がついていますが、イネ科の植物で、徳川時代に中国から入ってきました。イネ科の植物の中では、最も滋養に富んでいます。

最初は薬用として用いられ、日本の古いい医薬書には、イボ取りの特効薬としてハトムギがあげられています。

 

注意事項

異物を排出する作用が高いので妊娠中は食べるのをさけたほうが良いと言われています。

 

 

 

 

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