意外にも栄養価の高い枝豆

当ブログには、プロモーションが含まれています。

注目の成分

メチオニン、カリウム

枝豆に期待される作用

肝機能強化、疲労回復、動脈硬化予防、夏バテ防止

旬は6月~9月となっています。

夏バテ予防や疲労回復に役立つ枝豆

枝豆は気を補い血の巡りをよくするので、肝機能強化や疲労回復、動脈硬化予防、夏バテ防止に役立ちます。

豊富に含まれている葉酸は赤血球やヘモグロビンの合成を助ける為、体の成長促進や貧血の予防などに役立ち、鉄分も多く含んでいるので、悪性貧血の予防効果にも期待できます。

枝豆のタンパク質に含まれるメチオニンはビタミンB1、ビタミンCと共にアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けてくれます。ビールのおつまみに出てくるのは理にかなっているようです。

βカロテンは皮膚や粘膜を強化したり、免疫力を高めたり、腸管の消化吸収能力を高めたりするのに役立ちます。

食物繊維も豊富なので、便秘の解消に効果があります。

非常に栄養価の高い食材で、イソフラボンを含まない点を除けば、ほとんどの栄養素で大豆を上回っており、大豆には無い抗酸化力の強いビタミンCもたっぷり含んでいます。

 

枝豆の栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

枝豆 生 枝豆 ゆで 枝豆 冷凍 1日の食事で必要な推奨量
男性 30歳~49歳
食物繊維 5.0g 4.6g 7.3g 20g以上
カリウム 590mg 490mg 650mg 3000mg以上
カルシウム 58mg 76mg 76mg 650mg
βカロテン 260μg 290μg 180μg 900μg
レチノール 22μg 24μg 15μg
ビタミンD 0 0 0 5.5μg
ビタミンE 0.8mg 0.6mg 1.2mg 6.5mg
ビタミンK 30μg 33μg 28μg 150μg
ビタミンB2 0.15mg 0.13mg 0.13mg 1.6mg
ビタミンB12 0 0 0 2.4μg
葉酸 320μg 260μg 310μg 240μg
ビタミンC 27mg 15mg 27mg 100mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

野菜が嫌いな子供などでも、枝豆は好きだという割合が多いので、豊富な栄養分を摂取してもらうのに役立つ野菜となっています。

 

食べ合わせによる相乗効果

枝豆+豆腐:コレステロール値低下

枝豆+かつおぶし:けん怠感の解消

 

植物としては大豆と同じ枝豆

原産地は中国で、枝豆とは大豆が熟す前の未成熟な大豆を収穫したものです。

日本では稲作とともに伝わったといわれ、縄文時代には出土例もあり、古事記にも大豆の記載があります。

枝豆は大豆と同様に、良質なたんぱく質が豊富で、さらに糖質、脂質、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウムが多く含まれています。

独特の風味とコクがあり、ブランド枝豆の先駆けとなった品種のだだちゃ豆や、さやの色が茶色っぽく粒は丸々と大粒の丹波黒大豆など、今では200種類程あると言われています。

 

注意事項

簡単で便利な冷凍食品もあり年中食べる事のできる枝豆ですが、冷凍食品等は塩分が多く含まれているものがあるので注意が必要とされます。

塩分をとりすぎると血液中のナトリウム濃度が高くなり、高血圧を招き、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高くなります。

血液中のナトリウム濃度は一定に保たれるようになっていますので、多すぎるナトリウムは細胞膜を通って細胞内に移動します。そうすると、細胞が傷つきやすくなり、最終的には細胞ががん化してしまうのではないかと考えられています。

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました