胃もたれ解消・ガン予防・骨粗鬆症予防にカブ

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カブに含まれる注目の成分

グルコシノレート、カリウム、ビタミンC

期待される作用

胃もたれ解消、消化促進、便秘解消、

旬は3月~5月、10月~12月になります。

葉に豊富な栄養素が含まれているカブ

カブに含まれるカリウムには体内のミネラルバランスが一定になるよう働く事で発ガンの抑制や高血圧予防に期待できます。

アブラナ科の野菜に共通する辛み成分のグルコシノレートには、肝臓の解毒機能を助ける作用があり、動物実験では、ガンの発症を抑制する事が証明されています。

カブの葉の部分には、皮膚や粘膜の成分となるコラーゲンの合成を促し、免疫力を高めてくれて、解毒作用もあるビタミンCが豊富に含まれています。

体には活性酸素の害を抑える機能が備わっていますが、ストレスなどの要因で体内で発生する活性酸素の量が多くなったり、加齢により害を抑える機能が衰えたりする事で、ガン化や老化の要因になると考えられています。

ビタミンCには強い抗酸化作用があり、活性酸素を無毒化してくれるのでガン予防に役立ちます。

ビタミンCは水溶性ビタミンなので一度にたくさん食べても、数時間で体外に排出されますので、毎食摂取するのが好ましいとされています。

 

胃もたれ解消や胸やけ予防に役立つカブ

カブの大部分は水分ですが、ビタミンCやカリウムが比較的多く含まれ、消化酵素のジアスターゼが含まれているので健胃効果が期待できます。

胸や腹部が冷えることから起こる痛みを、気を巡らせて緩和する働きがあり消化不良や便秘改善に役立ちます。

頭に昇った気を降ろす作用もあり、高血圧やのぼせ、イライラ、頭痛などの改善にも期待できます。

食物繊維には、便秘を改善してコレステロールや血糖値を抑える効果に役立ちます。

栄養価が高いのは葉の部分でβカロテン・ビタミンB1・B2・C・カルシウムなどが豊富に含まれています。

 

アブラナ科アブラナ属 カブの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

カブ 葉 生 カブ 根 生 1日の食事で必要な推奨量
男性30~49歳 女性30~49歳
食物繊維 2.9g 1.5g 20g以上 18g以上
カリウム 330mg 280mg 3000mg以上 2600mg以上
カルシウム 250mg 24mg 650mg 650mg
βカロテン 2800μg 0 900μg 700μg
レチノール 230μg 0
ビタミンD 0 0 5.5μg 5.5μg
ビタミンE 3.1mg 0 6.5mg 6.0mg
ビタミンK 340μg 0 150μg 150μg
ビタミンB2 0.16mg 0.03mg 1.6mg 1.2mg
ビタミンB12 0 0 2.4μg 2.4μg
葉酸 110μg 48μg 240μg 240μg
ビタミンC 82mg 19mg 100mg 100mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

カブの原種には、アフガニスタンにあったアジア系と、地中海沿岸に自生していたヨーロッパ系の二種類があります。

古くからヨーロッパでは飼料とされてきたため、野菜として普及したのは16世紀頃と言われています。

長い栽培の歴史の中で多くの改良品種が各地にあります。

 

購入時の選別方法

実が割れているものは、生長途中に水分が不足した為に皮が固くなり裂けてしまったので、みずみずしさが足りず果肉が粗い状態になっています。

実がふっくらとしていて、きめ細かいものを選びましょう。

 

保存方法

購入後は葉をつけたままにすると葉から水分が蒸発してしまうので、買ってきたらすぐに葉と実の部分を分けます。

葉は湿らせた新聞紙に包み、根はポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。

 

食べ合わせによる相乗効果

カブ+油揚げ:便秘解消

カブ+スモークサーモン:食欲増進

 

料理前の下ごしらえで硝酸塩の除去

カブは硝酸塩がやや多めの可能性がある野菜になります。

化学肥料の使い過ぎや、大気中の窒素酸化物の増加などが原因で、高濃度の硝酸塩を含んだ野菜が多くなっており、硝酸塩は体内に入って発ガン性物質に変化する可能性があります。

実は流水で30秒ほどこすり洗いのあと、皮をむくことで不安物質を取り除く事ができます。

 

 

 

 

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