大腸ガンの予防にゴボウ

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ゴボウに含まれる注目の成分

食物繊維、セレン、モッコラクト

期待される作用

抗がん作用、老化予防、コレステロール値低下作用、糖尿病予防

旬は11月~1月と4月~5月になります。

大腸ガンの予防効果のあるリグニンとイヌリン

ゴボウには、大量の水分を吸収して腸の運動を活発にする食物繊維のイヌリン・セルロース・リグニンが多く含まれています。

これらは消化・吸収されないかわりに、腸の働きを活発にして、腸内の善玉菌の発育を助ける働きがあるほかに、胃や腸をきれいに掃除し、腸内細菌の悪玉菌の増殖を防いでくれます。

その為、便通をよくし、コレステロールや中性脂肪、糖分、発ガン性物質などの有害物質を排泄する働きを助けてくれます。

ゴボウだけに含まれるイヌリンには、白血球を中心とした免疫細胞を活性化させ、がんの増殖を抑える効果があります。

カリウムは体内の余分なナトリウムの排出を促し、ミネラルバランスを正常にしてがん化の予防や改善に役立ちます。

 

豊富な食物繊維が特徴のゴボウ

ゴボウに含まれるタンニンは、消炎や収れん作用にすぐれ、皮膚病や潰瘍(かいよう)、やけどなどにも有効で、滋養強壮効果にも期待できます。

解毒、発汗、利尿作用に優れ、体の老廃物を取り除き、風邪予防にも役立ちます。

メタボ症状の予防・改善に期待でき、ニキビや発疹など体内に老廃物がたまった為に起こる症状にも効果的とされています。

不溶性と水溶性の食物繊維を豊富に含み整腸作用により便秘解消に役立ち、コレステロールの排出を促進して、動脈硬化の予防に役立ちます。

イヌリンは血糖値を下げる働きがあるので、糖尿病にも有効です。

 

キク科ゴボウ属 ゴボウの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

ゴボウ 生 ゴボウ ゆで 1日の食事で必要な推奨量
男性30~49歳 女性30~49歳
食物繊維 5.7g 6.1g 20g以上 18g以上
カリウム 320mg 210mg 3000mg以上 2600mg以上
カルシウム 46mg 48mg 650mg 650mg
βカロテン 1μg 0 900μg 700μg
レチノール Tr 0
ビタミンD 0 0 5.5μg 5.5μg
ビタミンE 0.6mg 0.6mg 6.5mg 6.0mg
ビタミンK Tr Tr 150μg 150μg
ビタミンB2 0.04mg 0.02mg 1.6mg 1.2mg
ビタミンB12 0 0 2.4μg 2.4μg
葉酸 68μg 61μg 240μg 240μg
ビタミンC 3mg 1mg 100mg 100mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

Tr:含まれている量が最小記載量に達していない事を示します。

 

保存方法

泥付きのものは湿らせた新聞紙にくるんで冷暗所で保存します。

洗ったものはポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。

 

食べ合わせによる相乗効果

ゴボウ+玉ねぎ:生活習慣病の予防

ゴボウ+ゴマ:便秘解消

ゴボウの独特の香りやうま味は皮のすぐ下の部分にあるので、たわし等で洗う程度にすると効果的です。

切ったあとに酢水につける場合は、栄養分が流れ出てしまわないように短時間にしましょう。

 

薬として用いられていたゴボウ

欧州にはサルシフィなど西洋ごぼうと呼ばれる品種がありますが、世界でゴボウを食用にするのは、日本と台湾だけといわれています

ユーラシア大陸北部には広く自生しており、中国ではもっぱら種子、茎葉、根を薬用として応用し、解熱、解毒、鎮咳(ちんがい)やのどの病気の治療薬などに使われています。

ヨーロッパでも、食用ではなく、民間薬として利尿剤に利用されていました。

日本へは平安時代に中国から薬草として伝わり、独特の香りや歯ごたえを持ち古くから親しまれています。

ゴボウを主に食すようになったのは江戸時代からと言われています。

 

 

 

 

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