サツマイモのクロロゲン酸でガン予防

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サツマイモに含まれる注目の成分

カリウム、ビタミンC

期待される作用

ガン予防、美肌効果、便秘解消

旬は9月~11月になります。

第七の栄養素のファイトケミカル成分でガン抑制

サツマイモに含まれるガングリオシドの成分は、細胞膜に含まれる糖質の一種でガン細胞の増殖を抑制する効果が明らかになっています。

しかし、加熱に弱いのでしぼり汁などで摂取すると効果が高まります。

 

比較的豊富に含まれているビタミンCの効力で、皮膚や粘膜の成分となるコラーゲンの合成を促し免疫力を高め、解毒作用も期待でき、強い抗酸化作用で体内の活性酸素を無毒化してガンを予防します。

ビタミンCはでんぷん質に守られているので加熱による損失が少ないのが利点になります。

 

水溶性と不溶性の食物繊維を多く含んでいるので、便通を改善して大腸ガンをはじめ腸内の有害物質の排泄を促し、糖尿病、高血圧予防にも期待できます。

 

皮の部分にはポリフェノールの一種でファイトケミカル成分のクロロゲン酸が含まれており、抗酸化作用が期待されていて、大腸ガン・肝臓ガン・糖尿病などの予防に期待できます。

βカロテンを多く含む緑黄色野菜やビタミンB1を含む食べ物を一緒に摂取するとガン予防に効果的とされます。

 

美肌づくりや風邪予防に役立つサツマイモ

サツマイモにはクエン酸回路の働きを円滑にするビタミンB1・B2・B6・ナイアシン・葉酸・パントテン酸などのビタミンB群が含まれています。

又、老化防止とガン予防に効くビタミンEや体内のミネラルバランスを整えるカリウムも含まれています。

胃腸を丈夫にする作用があり、ビタミンCやビタミンB1、食物繊維が含まれているので美肌効果や感染症・風邪の予防、便秘の改善に期待できます。

豊富に含まれているカリウムは、体内の余分なナトリウムの排出を促し、ミネラルバランスを正常にしてがん化の予防や改善に効果があり、血圧を安定させ高血圧予防対策に有効です。

体を冷やしたり温めたりする作用がない野菜なので、多くの体質の人に役立ちます。

 

ヒルガオ科サツマイモ属 サツマイモの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

さつまいも 蒸し1日の食事で必要な推奨量
男性30~49歳女性30~49歳
食物繊維2.3g20g以上18g以上
カリウム480mg3000mg以上2600mg以上
カルシウム36mg650mg650mg
βカロテン29μg900μg700μg
レチノール2μg
ビタミンD05.5μg5.5μg
ビタミンE1.5mg6.5mg6.0mg
ビタミンK0150μg150μg
ビタミンB20.04mg1.6mg1.2mg
ビタミンB1202.4μg2.4μg
葉酸50μg240μg240μg
ビタミンC29mg100mg100mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

サツマイモは中央アメリカを原産地として、紀元前から栽培されており、やせた土地でも育つので、食糧難の時など多くの人々を救いました。

コロンブスがヨーロッパに伝え、1604年に沖縄県に伝わったとされています。

近年では、健康食品や美容効果で人気となっている野菜です。

 

保存方法

寒さに弱いので表面の水分をよくふき取り、乾いている状態で新聞紙などに包み冷暗所で常温保存します。

 

サツマイモを安心して食べる前段取り

サツマイモは根菜なので農薬不安は少ない野菜ですが、土壌汚染のダイオキシンなどの不安要素があります。

流水でスポンジを使って5回ほどこすり洗いをして、不純物を除去して調理しましょう。

 

食べ合わせによる相乗効果

サツマイモ+米:胃腸の調子改善

サツマイモ+大根:便秘解消

主成分はでんぷんで、じっくりと加熱すると一部が糖質に変わり甘みが増します。

 

注意事項

サツマイモには食欲を高める成分が含まれており、太りやすい食材なので、肥満の人は食べ過ぎに注意が必要です。

 

 

 

 

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