胃腸を活性化して優れた滋養強壮効果のあるヤマノイモ

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注目の成分

カリウム、アミラーゼ、ジアスターゼ

期待される作用

生活習慣病予防、消化促進、疲労回復

美味しい時期は10月~3月です。

糖尿病や食欲不振に効果があるヤマノイモ

豊富に含まれているカリウムには、余分なナトリウムの排出を促し、体内のミネラルバランスを安定させることでガンの予防や改善に期待されています。

ヤマノイモには、血糖の調節をはかりながら膵臓に作用するとともに、長期にわたって糖尿病をわずらい免疫力が低下して弱ってしまった臓器を回復させるのに役立つので、中国では糖尿病の治療にヤマノイモが利用されている所もあるそうです。

生活習慣病の予防やアルツハイマー病にも効果が期待されており、体を潤す作用があり、肺や胃腸を丈夫にしたり、美容効果も期待できます。

デオスコランの成分には、血糖低下作用があります。

ヤマノイモには、アミラーゼやオキシダーゼなどの酵素が多く含まれており、でんぷん分解酵素のアミラーゼの含有量は大根より多く、消化促進と疲労回復に役立ちます。

イモ類のデンプンは加熱しないと消化が悪いですが、ヤマノイモは分解酵素であるジアスターゼを大根の3倍ほど含んでいる為、生で食べられる唯一のイモとなっているので、消化の悪い麦飯と一緒にたべると効果的です。

ヤマノイモの消化酵素は加熱しないほうが活性が高くなりので60℃以上にしない事がポイントになるので、すったり、切ったりして細胞を壊すと作用が高まります。

 

ヤマノイモ科ヤマノイモ属 ヤマノイモの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

ながいも 生 やまといも 生 1日の食事で必要な推奨量
男性30~49歳 女性30~49歳
食物繊維 1.0g 2.5g 20g以上 18g以上
カリウム 430mg 590mg 3000mg以上 2600mg以上
カルシウム 17mg 16mg 650mg 650mg
βカロテン Tr 6μg 900μg 700μg
レチノール 0 1μg
ビタミンD 0 0 5.5μg 5.5μg
ビタミンE 0.2mg 0.2mg 6.5mg 6.0mg
ビタミンK 0 0 150μg 150μg
ビタミンB2 0.02mg 0.02mg 1.6mg 1.2mg
ビタミンB12 0 0 2.4μg 2.4μg
葉酸 8μg 6μg 240μg 240μg
ビタミンC 6mg 5mg 100mg 100mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

Tr:含まれている量が最小記載量に達していない事を示します。

ヤマノイモの種類

古代から日本の山野に自生していますが、ヤマイモ・ヤマノイモ・ヤマトイモ と呼び名は統一されていないようです。

ヤマノイモには、ながいも、やまといも、じねんじょなどさまざまな種類があります。

 

保存方法

新聞紙に包んで、風通しのよい冷暗所で保存します。

切ったものは、切り口にラップをして冷蔵庫の野菜室で保存します。

 

食べ合わせによる相乗効果

ヤマノイモ+ダイコン:夏バテ防止

ヤマノイモ+そば:高血圧予防

ヤマノイモ+鮭:食欲増進

ヤマノイモ+まぐろ:動脈硬化予防

ヤマノイモ+ホタテ貝:老化防止

消化作用に期待するなら、すりおろしてとろろにするなど生食したほうが、消化酵素がいっそうよく働きます。

 

ヤマノイモの不純物を取り除く料理準備の方法

根菜は農薬の不安は少ないのですが、土壌汚染のダイオキシンの心配があります。

ダイオキシンは、塩素・水素・炭素・酸素からなり、これらの元素が入ったゴミを燃やす事で発生します。

大気を汚染したダイオキシンには、発ガン性の危険があり土地を汚し食物に付着して、それを食べる事で人体に影響が出ると言われています。

 

ヤマノイモは流水でスポンジを使って5回ほどこすり洗いします。

表皮下の不安物質を取り除く為に、包丁で皮を厚めにむくと安全性が増します。

又、切って酢水にさらす事で、残っていた農薬やダイオキシンを取り除く事ができます。

酢には有害物質を引き出す力が強く、表皮下のダイオキシンなどの除去に役立ちます。

調理の前に酢水で手を洗えば、素手でやまのいもを触っても、かゆくなりにくくなります。

 

 

 

 

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