眼精疲労や月経痛、肌荒れ改善に効果的なアナゴ(穴子)

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注目の成分

レチノール、オレイン酸、DHA、EPA

アナゴ(穴子)に期待される効能

夏バテ防止、視力低下予防、肌荒れ改善、免疫力増強、コレステロール低下、動脈硬化予防

一年を通じて漁獲されますが、美味しい時期は7月~9月です。

滋養強壮や夏バテ予防に効果的なアナゴ

ビタミンAが豊富に含まれており、ビタミンEも含まれている為、夏バテ予防、眼球乾燥症や視力低下、肌荒れに効果的です。

一価不飽和脂肪酸のオレイン酸を多く含み、コレステロールの低下や動脈硬化の予防に期待できます。

ビタミンAのレチノールも豊富に含まれているので、のどや鼻などの粘膜、皮膚を健康に保つので、かぜ予防や美肌づくりにはたらき、免疫力を高める効果に期待できます。

気を補って胃腸を温め、血の巡りをよくするので、眼精疲労や肩こり、月経痛の改善にお勧めです。

アナゴの抗ガン作用

魚などに含まれる優れた脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)には、ガン、脳卒中、心筋梗塞、アレルギー疾患の予防に効果があると考えられています。

動物実験では、DHAには大腸ガン、乳ガン、子宮頸ガンを抑制する効果があることが確認されています。

EPA(エイコサペンタエン酸)もDHAと同じような働きをすることで知られています。

EPAには血液中の脂質の濃度を下げて血液を流れやすくしたり、脳を活性化させたりします。動脈硬化を抑制するので、免疫力を高め、ガン予防にも期待されています。

レチノールは、皮膚や粘膜を丈夫にし、眼精疲労を緩和して、免疫力の向上や抗ガン効果に期待できます。

DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸の一種は体内でつくることができないので、魚の脂肪分から摂取するのが効率的です。

アナゴ科 アナゴの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

あなご 生 あなご 蒸し
食物繊維 0 0
カリウム 370mg 280mg
カルシウム 75mg 64mg
βカロテン 0 0
レチノール 500μg 890μg
ビタミンD 0.4μg 0.8μg
ビタミンE 2.3mg 2.9mg
ビタミンK Tr Tr
ビタミンB2 0.14mg 0.11mg
ビタミンC 2mg 1mg
DHA 550mg 510mg
EPA(IPA) 560mg 760mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

Tr:含まれている量が最小記載量に達していない事を示します。

IPA(イコサペンタエン酸)はエイコサペンタエン酸とも呼ばれ、EPAの略称が用いられます。

脂質は約10%で、ウナギの半分です。ウナギよりも低カロリーであっさりとした味わいが特徴です。

日本人の1日に必要な食事での摂取基準量(2015年版)

30歳~49歳 男性 30歳~49歳 女性
推奨量 耐用上限量 推奨量 耐用上限量
食物繊維 20g以上 18g以上
カリウム 3000以上 2600以上
カルシウム 650mg 2500mg 650mg 2500mg
ビタミンA 900μg 2700μg 700μg 2700μg
ビタミンD 5.5μg 100μg 5.5μg 100μg
ビタミンE 6.5mg 900mg 6.0mg 900mg
ビタミンK 150μg 150μg
ビタミンB2 1.6mg 1.2mg
ビタミンC 100mg 100mg

ビタミンAはβカロテン+αカロテン+レチノールの総量になります。耐用上限量は野菜などの食材で摂取する場合は問題ないですが、サプリメントなどで摂取した場合に悪影響が発生する可能性のある数値になります。

DHA・EPAの理想的な摂取量は、1日1g以上摂取することが望ましいとされます。

食べ合わせによる相乗効果

アナゴ+春菊:肩こり解消

アナゴ+シロキクラゲ:美肌効果

アナゴ+小松菜:細胞を丈夫にする効果

アナゴに含まれるレチノールは免疫力を高め、小松菜に含まれるビタミンEは抗酸化作用があるので、合わせて摂取すると細胞を傷つける活性酸素から守ってくれます。

アナゴの調理方法

アナゴはハモやウナギと同様、血液中に弱いタンパク毒素を持っているので、刺身などの生食はできません。

加熱する事によって毒素が分解され、特に焼くと味がよくなるので寿司や天ぷら、かば焼きなどに利用されます。

アナゴの特徴

ウナギとアナゴの違いはアゴの部分で、ウナギは下アゴが上アゴより長く、アナゴは上アゴが長くなっています。

アナゴはウナギと同じように腹びれがなく、背びれ、尾びれ、尻びれが一続きになっており、「海ウナギ」の別称があります。

夜行性で昼間は海底の穴にひそんでおり、よく穴にこもっていることから「あなごもり」→「あなご」と呼ばれるようになったといわれています。

 

 

 

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