動脈硬化予防や脳を活性化させ、健康な髪や美肌効果のある鰯(イワシ)

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注目の成分

DHA、EPA、タウリン、カルシウム、オレイン酸

イワシ(鰯)の成分に期待できる効能

ガン予防、骨粗鬆症予防、認知症予防、動脈硬化予防、イライラ解消、美肌効果、成人病予防

マイワシの美味しい時期は9月~10月です。

学習能力を高めて集中力を向上させるイワシ

イワシには、血中のコレステロールを下げるタウリンや、皮膚や粘膜の健康を保ち、風邪予防に役立つビタミンB2も豊富に含まれています。

老化予防成分のレチノールや核酸、脳神経の働きを高めるナイアシン、アドレナリンの原料になるチロシンなども含まれるので、健康増進及び病気や老化予防効果に期待できます。

骨にはカルシウムが多く含まれ、カルシウムの吸収を20倍程アップさせるビタミンDも多く含まれている為、骨粗鬆症予防や精神の安定効果が抜群で、つみれや煮物など骨ごと食べられる料理だと効率よくカルシウムを摂取する事ができます。

カルシウムには集中力を養い、精神の安定に役立つので学習能力を向上させるのにイワシは最適です。

大人が食べれば、生活習慣病予防になり、子供が食べると成長促進に期待できます。

栄養素の宝庫というべき魚の為「イワシは海のニンジン」とも言われています。

 

イワシのガン抑制効果

イワシなどの青魚などに含まれる優れた脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)には、ガン、脳卒中、心筋梗塞、アレルギー疾患の予防に効果があると考えられています。

脂肪酸から体内でつくられるプロスタグランディンE2は炎症やガンを発生させてガンを促進します。DHAはプロスタグランディンE2を合成する酵素を抑えて、ガンを予防しアレルギー疾患も抑える効果に期待されています。

動物実験では、DHAには大腸ガン、乳ガン、子宮頸ガンを抑制する効果があることが確認されています。

EPA(エイコサペンタエン酸)もDHAと同じような働きをすることで知られています。

EPAには血液中の脂質の濃度を下げて血液を流れやすくしたり、脳を活性化させたりします。動脈硬化を抑制するので、免疫力を高め、ガン予防にも期待されています。

レチノールは、皮膚や粘膜を丈夫にし、眼精疲労を緩和して、免疫力の向上や抗ガン効果に期待できます。

DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸の一種は体内でつくることができないので、魚の脂肪分から摂取するのが効率的です。

 

ニシン科 イワシ(鰯)の栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

「潤鰯=ウルメイワシ」・「片口鰯=カタクチイワシ」・「真鰯=マイワシ」

潤鰯 丸干し片口鰯 煮干し真鰯 焼き
食物繊維000
カリウム820mg1200mg350mg
カルシウム570mg2200mg98mg
βカロテン000
レチノール0Tr8μg
ビタミンD8.0μg18.0μg14.4μg
ビタミンE0.1mg1.1mg1.9mg
ビタミンKTr0Tr
ビタミンB20.43mg0.10mg0.43mg
ビタミンCTr00
DHA620mg320mg980mg
EPA(IPA)340mg260mg790mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

Tr:含まれている量が最小記載量に達していない事を示します。

IPA(イコサペンタエン酸)はエイコサペンタエン酸とも呼ばれ、EPAの略称が用いられます。

 

日本人の1日に必要な食事での摂取基準量(2015年版)

30歳~49歳 男性30歳~49歳 女性
推奨量耐用上限量推奨量耐用上限量
食物繊維20g以上18g以上
カリウム3000以上2600以上
カルシウム650mg2500mg650mg2500mg
ビタミンA900μg2700μg700μg2700μg
ビタミンD5.5μg100μg5.5μg100μg
ビタミンE6.5mg900mg6.0mg900mg
ビタミンK150μg150μg
ビタミンB21.6mg1.2mg
ビタミンC100mg100mg

ビタミンAはβカロテン+αカロテン+レチノールの総量になります。耐用上限量は野菜などの食材で摂取する場合は問題ないですが、サプリメントなどで摂取した場合に悪影響が発生する可能性のある数値になります。

DHA・EPAの理想的な摂取量は、1日1g以上摂取することが望ましいとされます。

日本の土壌はカルシウムが少ないので、水や野菜に含まれるカルシウムもわずかです。身も骨も内臓も丸ごと食べられるイワシはカルシウムの宝庫なので理想的な食材です。

 

食べ合わせによる相乗効果

イワシ+トマト:動脈硬化予防、疲労回復

イワシ+シメジ:骨粗鬆症予防

イワシ+ネギ:血栓の予防

イワシ+アーモンド:精神安定、老化防止

鮮度がよければ刺身で食べられますが、ショウガやネギ、梅干しなどを使って生臭さを消すように調理するのがよいようです。

 

イワシの種類

イワシは昭和63年のピーク時から年々漁獲量が減少し、近年ではピーク時の10分の1までに落ち込んでいます。その為、今ではアメリカからカルフォルニアマイワシを輸入しており、加工品などに利用されているようです。

日本では、マイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシなどが有名です。

 

マイワシ(真鰯)

美味しい時期は9月~10月で、別名イワシ、ナナツボシ、ヒラゴなどで呼ばれています。

体側に7つ前後の黒い星があり、傷みやすい魚です。梅雨から秋にかけてのイワシはより脂がのっておいしいそうです。稚魚はシラスなどに。

ウルメイワシ(潤鰯)

美味しい時期じゃ2月~5月で、別名ウルメ、ノドイワシ、ドンボ、ダルマイワシなどで呼ばれています。

透明な脂肪の膜で覆われた大きな目が名前の由来で、脂肪分が少なく鮮度が落ちやすいので、丸干しなどの干物に向いています。

カタクチイワシ(片口鰯)

イワシの一種ですがカタクチイワシ科で別名ヒコイワシ、セグロイワシなどで呼ばれています。

口が大きいわりに、下あごが極端に小さい事が名前の由来で、稚魚のときは、しらす、ちりめんとなり、大きくなると煮干しに加工されます。

 

 

 

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