高血圧予防や冬場の風邪予防にホッケ

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注目の成分

タンパク質、カリウム、レチノール、DHA、EPA、ビタミンB12

ホッケに期待される効能

ガン予防、高血圧予防、風邪予防、体調回復

美味しい時期は7月~12月です。

 

ストレス緩和や肌や髪を守る性質に期待できるホッケ

ホッケのタンパク質の成分による体調回復やストレス緩和の効果や、カリウムによる血圧上昇の抑制効果に期待できます。

カリウムは体内の余分なナトリウムの排出を促し、ミネラルバランスを正常にしてがん化の予防や改善に効果があります。

豊富に含まれているビタミンB12は、神経系の機能維持に働き、睡眠障害やアルツハイマー病、動脈硬化の発症予防などにも関連があるとして注目されています。

レチノールには皮膚や粘膜を丈夫にして、髪を守る性質があり、眼精疲労を緩和して、免疫力の向上や抗ガン効果に期待でき、冬場の風邪予防などにも役立ちます。

干物になったものが年中出回っていますが、旬の冬場に獲れたものは脂がのり、ビタミンAのレチノールも多めに含まれています。

 

魚特有の成分による効果

魚などに含まれる優れた脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)には、ガン、脳卒中、心筋梗塞、アレルギー疾患の予防に効果があると考えられています。

動物実験では、DHAには大腸ガン、乳ガン、子宮頸ガンを抑制する効果があることが確認されています。

EPA(エイコサペンタエン酸)もDHAと同じような働きをすることで知られています。

EPAには血液中の脂質の濃度を下げて血液を流れやすくしたり、脳を活性化させたりします。動脈硬化を抑制するので、免疫力を高め、ガン予防にも期待されています。

DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸の一種は体内でつくることができないので、魚の脂肪分から摂取するのが効率的です。

 

アイナメ科 ホッケの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

ホッケ 生 ホッケ 開き干し焼き
食物繊維 0 0
カリウム 360mg 410mg
カルシウム 22mg 180mg
βカロテン 0 0
レチノール 25μg 39μg
ビタミンD 3.0μg 3.5μg
ビタミンE 1.7mg 1.6mg
ビタミンK 0 0
ビタミンB2 0.17mg 0.26mg
ビタミンB12 10.7μg 5.3μg
ビタミンC 1mg 2mg
DHA 530mg 860mg
EPA(IPA) 450mg 1100mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

 北海道周辺を中心に獲られています。

 

日本人の1日に必要な食事での摂取基準量(2015年版)

30歳~49歳 男性 30歳~49歳 女性
推奨量 耐用上限量 推奨量 耐用上限量
食物繊維 20g以上 18g以上
カリウム 3000mg以上 2600mg以上
カルシウム 650mg 2500mg 650mg 2500mg
ビタミンA 900μg 2700μg 700μg 2700μg
ビタミンD 5.5μg 100μg 5.5μg 100μg
ビタミンE 6.5mg 900mg 6.0mg 900mg
ビタミンK 150μg 150μg
ビタミンB2 1.6mg 1.2mg
ビタミンB12 2.4μg 2.4μg
ビタミンC 100mg 100mg

ビタミンAはβカロテン+αカロテン+レチノールの総量になります。耐用上限量は野菜などの食材で摂取する場合は問題ないですが、サプリメントなどで摂取した場合に悪影響が発生する可能性のある数値になります。

DHA・EPAの理想的な摂取量は、1日1g(1000mg)以上摂取することが望ましいとされます。

食べ合わせによる相乗効果

ホッケ+シシトウ:ストレス緩和

ホッケに含まれているタンパク質とシシトウに含まれているビタミンCは、ストレスによって消費される成分になるので摂取する事でストレス解消に役立ちます。

 

干物のおいしい焼き方

最初に身のほうから火加減は強火から中火くらいで7分ほどを目安にじっくりと焼いてうま味を閉じ込めます。

次にひっくり返して皮の部分を5分ほど中火で焼きます。

こうして焼くと皮はパリッと中はふっくらと仕上がります。

ホッケの干物として流通しているものは、「ホッケ」と「キタノホッケ」がありますが、多く流通しているのは「キタノホッケ」になります。

 

 

 

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