認知症予防や消化吸収がよくダイエットにも最適なタラ(鱈)

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注目の成分

タウリン、グルタチオン

タラ(鱈)に期待される効能

健脳効果、認知症予防、保温・利尿作用、高血圧予防、口内炎予防、風邪予防

美味しい時期は11月~3月です。

風邪予防や肌荒れ解消に効果的なタラ

タラの脂肪含有量は極端に少なく、低カロリーであっさりした味なので、肥満や生活習慣病で悩んでいる人のタンパク源に最適の食材です。

肝機能の働きを助けるタウリンやグルタチオンが豊富に含まれているので、二日酔いの改善に役立ちます。

良質なタンパク質は体内で血や肉をつくる助けになっており、ビタミンB2には粘膜を保護し、口内炎や口角炎の予防に期待でき、肌荒れ解消や風邪予防にも効果的です。

脂肪中には、DHAが多く含まれ、建脳、認知症予防が期待でき、肝臓には多量の脂肪とビタミンA・Dを含み、肝油として乳幼児や成長期の子供たちの栄養食品として最適です。

消化吸収のよいタラは気と血を補うので、息切れやめまい、動悸の改善や、疲労回復の体力回復に効果的です。

低カロリーなのでダイエットメニューとしてもお勧めです。

 

ガン予防に役立つタラの成分

タラに多く含まれるグルタチオンという物質には、強い抗酸化・抗ストレス作用があり、細胞の老化やガン化を予防します。

カリウムは体内の余分なナトリウムの排出を促し、ミネラルバランスを正常にしてがん化の予防や改善に効果があります。

 

タラ科 タラの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

まだら 生まだら 焼きしらこ 生たらこ 生
食物繊維0000
カリウム350mg480mg390mg300mg
カルシウム32mg48mg6mg24mg
βカロテン0000
レチノール10μg9μg8μg24μg
ビタミンD1.0μg0.7μg2.0μg1.7μg
ビタミンE0.8mg1.3mg1.8mg7.1mg
ビタミンK000Tr
ビタミンB20.10mg0.12mg0.13mg0.43mg
ビタミンCTrTr2mf33mg
DHA42mg61mg110mg600mg
EPA(IPA)24mg33mg64mg510mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

Tr:含まれている量が最小記載量に達していない事を示します。

IPA(イコサペンタエン酸)はエイコサペンタエン酸とも呼ばれ、EPAの略称が用いられます。

鮮度が落ちやすいので鍋や煮物などによく利用されます。

シラコ

タラの精巣がシラコで、マダラのものは「菊子」と呼ばれる高級品です。ビタミンD・B1・B2などが豊富に含まれ、疲労回復、美肌づくり、かぜ予防などの効果に期待できます。

 

タラコ

スケトウダラの卵巣の塩漬で、シラコの持つ栄養素に加え、貧血予防のビタミンB12も豊富に含まれています。

 

スケトウダラ

スケトウダラは、鮮魚としてはあまりなじみがありませんが、ちくわやかまぼこなどの練り製品の原料として利用されています。

 

日本人の1日に必要な食事での摂取基準量(2015年版)

30歳~49歳 男性30歳~49歳 女性
推奨量耐用上限量推奨量耐用上限量
食物繊維20g以上18g以上
カリウム3000以上2600以上
カルシウム650mg2500mg650mg2500mg
ビタミンA900μg2700μg700μg2700μg
ビタミンD5.5μg100μg5.5μg100μg
ビタミンE6.5mg900mg6.0mg900mg
ビタミンK150μg150μg
ビタミンB21.6mg1.2mg
ビタミンC100mg100mg

ビタミンAはβカロテン+αカロテン+レチノールの総量になります。耐用上限量は野菜などの食材で摂取する場合は問題ないですが、サプリメントなどで摂取した場合に悪影響が発生する可能性のある数値になります。

DHA・EPAの理想的な摂取量は、1日1g以上摂取することが望ましいとされます。

 

食べ合わせによる相乗効果

タラ+春菊:肌荒れ解消

タラ+トマト:免疫力増強

タラ+シイタケ:動脈硬化予防

タラ+ジャガイモ:疲労回復

タラ+昆布:高血圧の予防

タラ+牛乳:ストレス緩和

 

鱈(タラ)の漢字の語源

魚編の横の漢字の「雪」は、初雪のころから獲れはじめるからで、身が雪のように白いためや、腹側が真っ白であるためともいわれています。

 

 

 

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