体の免疫力増強に期待されるメジナ(目近魚)

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注目の成分

レチノール、ビタミンB2

メジナ(目近魚)に期待される効能

風邪予防、免疫力増強、肌荒れ解消

美味しい時期は10月~3月です。

 

美容やダイエットにも役立つメジナ

メジナに含まれるビタミンB2には粘膜や皮膚の健康を保つ働きがあり、体の免疫力を高める効果に期待できます。

ビタミンB2は体内に入ってきた脂質をエネルギーに変えるのに欠かせない成分なのでダイエットに効果的で、美しい肌や髪を守るためにも必要なので、美容のビタミンとも呼ばれています。

レチノールは、皮膚や粘膜を丈夫にし、眼精疲労を緩和して、免疫力の向上による風邪予防抗ガン効果に期待できます。

メジナに含まれる優れた脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)には、悪玉コレステロールを減らし動脈硬化の予防に役立ち、ガン、脳卒中、心筋梗塞、アレルギー疾患の予防にも効果があると考えられています。

動物実験では、DHAには大腸ガン、乳ガン、子宮頸ガンを抑制する効果があることが確認されています。

DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸の一種は体内でつくることができないので、魚の脂肪分から摂取するのが効率的です。

 

メジナ科 メジナの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

メジナ 生
食物繊維0
カリウム380mg
カルシウム27mg
βカロテン0
レチノール55μg
ビタミンD1.0μg
ビタミンE0.8mg
ビタミンK0
ビタミンB20.38mg
ビタミンB121.8μg
ビタミンC0
DHA450mg
EPA(IPA)200mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

店頭ではほとんど見かけませんが、磯釣りなどの釣りが好きな方からは絶大な人気がある魚です。
夏場は餌の関係で臭みがありますが、旬の冬場のメジナは脂がのって美味です。

 

日本人の1日に必要な食事での摂取基準量(2015年版)

30歳~49歳 男性30歳~49歳 女性
推奨量耐用上限量推奨量耐用上限量
食物繊維20g以上18g以上
カリウム3000mg以上2600mg以上
カルシウム650mg2500mg650mg2500mg
ビタミンA900μg2700μg700μg2700μg
ビタミンD5.5μg100μg5.5μg100μg
ビタミンE6.5mg900mg6.0mg900mg
ビタミンK150μg150μg
ビタミンB21.6mg1.2mg
ビタミンB122.4μg2.4μg
ビタミンC100mg100mg

ビタミンAはβカロテン+αカロテン+レチノールの総量になります。耐用上限量は野菜などの食材で摂取する場合は問題ないですが、サプリメントなどで摂取した場合に悪影響が発生する可能性のある数値になります。

DHA・EPAの理想的な摂取量は、1日1g(1000mg)以上摂取することが望ましいとされます。

 

ミカンクシロ

メジナは動植物を食べる雑食の魚になります。

その為、ミカンを餌に釣るという方法もあり、これを「ミカンクシロ」とよんでいます。

 

梅雨メジナ

メジナは産卵後に荒食いします。これが梅雨の時期で、釣り師が釣期のひとつととらえていることから、「梅雨メジナ」と言われています。

 

釣った時の処理

メジナを釣った時は、その場で血抜きをします。

エラと胸ビレの間のやや上から中骨に向かってナイフを深く差し込み、尾のつけ根にも中骨までナイフを入れます。

頭を下にして吊り下げるか、海水に浸しておくと血が抜けます。

この血抜きをする事で臭みもなく、身も締まって美味しく食べられると言われています。

きちんと下処理した冬のメジナは脂がのって刺身や握りでも美味しくいただけます。

 

 

 

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