肝機能を強化してコレステロールの低下作用に期待できる蜆(シジミ)

注目の成分

鉄、グリコーゲン、タウリン、オクタデセン酸

蜆(シジミ)に期待される効能

肝機能強化、貧血改善、乳汁分泌の促進、コレステロール低下、眼精疲労予防

旬は1~2月と7~9月です。

二日酔いを解消する肝臓の薬として有名なシジミ

シジミには、カルシウム、鉄、ビタミンB2、ビタミンB12など日本人に不足しがちな栄養成分が豊富に含まれています。

タウリン、グリコーゲン、メチオニン、コハク酸、ビタミンB12、オクタデセン酸により肝機能を強化し黄疸を改善して、飲酒時の悪酔いや二日酔い防止に役立ちます。

又、オチアミンやタウリンなどの成分はコレステロールと結びついて、胆汁の分泌を促し、肝臓の解毒作用を活発にして肝臓の働きそのものを強化します。

シジミに含まれる鉄は貧血に効き目を発揮し、ビタミンB12は造血作用にすぐれているので、貧血予防に効果的です。

高血圧、低血圧などの血圧異常を調整する作用や体内にたまったニコチンなどを排出する作用に期待できます。

中医薬学では、糖尿病により黄疸やむくみ、口の渇きをとり、眼の疲れを癒し、二日酔いを改善する効能があるとされます。

 

シジミ科 シジミの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

しじみ 生しじみ 水煮
食物繊維00
カリウム83mg66mg
カルシウム240mg250mg
βカロテン97μg220μg
レチノール33μg76μg
ビタミンD0.2μg0.6μg
ビタミンE1.7mg3.9mg
ビタミンK2μg5μg
ビタミンB20.44mg0.57mg
ビタミンC2mg1mg
DHA53mg140mg
EPA(IPA)41mg110mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

日本で食用流通しているおもなシジミはヤマトシジミ、セタシジミ、セタシジミで、流通はヤマトシジミが圧倒的に多くなっています。

日本人の1日に必要な食事での摂取基準量(2015年版)

30歳~49歳 男性30歳~49歳 女性
推奨量耐用上限量推奨量耐用上限量
食物繊維20g以上18g以上
カリウム3000mg以上2600mg以上
カルシウム650mg2500mg650mg2500mg
ビタミンA900μg2700μg700μg2700μg
ビタミンD5.5μg100μg5.5μg100μg
ビタミンE6.5mg900mg6.0mg900mg
ビタミンK150μg150μg
ビタミンB21.6mg1.2mg
ビタミンC100mg100mg

 

食べ合わせによる相乗効果

シジミ+水菜:咳止め

シジミ+ショウガ:肝機能向上

シジミ+豆腐:貧血改善

シジミに含まれる血液をつくる鉄や銅に、良質な植物性タンパク質を含む豆腐などと一緒に摂取することで貧血予防に役立ちます。

 

シジミ汁の効果

みそに含まれる各種アミノ酸はシジミのアミノ酸と組み合わさると、さらに理想的なアミノ酸構成になり、タウリンやグリコーゲンが肝機能を整えるので二日酔いなどに効果的です。

また味噌の消化酵素がシジミの消化を助けてくれる効果もあります。汁にうま味や栄養素が溶け出しているので汁まで摂取しましょう。

仕上げに粉山椒をふると、シジミの寒性を温性の山椒が補い、貝毒を殺菌する効果も得られます。

 

砂抜きの方法

ボウルに約1%の食塩水(水1リットルに塩小さじ2程度)に浸します。

アサリと違い汽水域に生息しているので真水でも可能ですが、うま味が逃げてしまうので1%の食塩水に浸します。

アサリやハマグリの砂抜きの塩分濃度は3%程度となっています。

食塩水にする事で、コハク酸などのうま味成分が約2倍になるといわれています。

 

 

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