注目の成分
DHA、ビタミンD、ビタミンB12
イサキに期待される作用
骨粗しょう症予防、高血圧予防、動脈硬化予防
旬の時期は3月~9月になります。
淡泊なうま味を楽しむには塩焼きがお勧めのイサキ
カルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富に含まれているので、カルシウムを多く含んだ食材と一緒に摂取すると、骨粗しょう症予防やストレスの緩和に役立ちます。
魚などに含まれる優れた脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)には、ガン、脳卒中、心筋梗塞、アレルギー疾患の予防に効果があると考えられています。
EPA(エイコサペンタエン酸)には血液中の脂質の濃度を下げて血液を流れやすくしたり、脳を活性化に役立ち、悪玉コレステロールを減らし動脈硬化の予防や免疫力を高め、ガン予防にも期待されています。
豊富に含まれているビタミンB12は、葉酸と協力して血液中の赤血球の合成をサポートし、悪性貧血を予防します。
又、神経系の機能維持に働き、睡眠障害やアルツハイマー病、動脈硬化の発症予防などにも関連があるとして注目されています。
低カロリーで低コレステロールの白身魚になります。
イサキの栄養成分
可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照
いさき 生 | 1日の食事で必要な推奨量 | ||
男性 30歳~49歳 | 女性 30歳~49歳 | ||
食物繊維 | 0 | 20g以上 | 18g以上 |
カリウム | 300mg | 3000mg以上 | 2600mg以上 |
カルシウム | 22mg | 650mg | 650mg |
βカロテン | 0 | 900μg | 700μg |
レチノール | 41μg | ||
ビタミンD | 15.0μg | 5.5μg | 5.5μg |
ビタミンE | 0.9mg | 6.5mg | 6.0mg |
ビタミンK | 0 | 150μg | 150μg |
ビタミンB2 | 0.12mg | 1.6mg | 1.2mg |
ビタミンB12 | 5.8μg | 2.4μg | 2.4μg |
ビタミンC | Tr | 100mg | 100mg |
DHA | 810mg | 1000mg | 1000mg |
IPA(EPA) | 350mg |
単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。
Tr:含まれている量が最小記載量に達していない事を示します。
IPA(イコサペンタエン酸)はエイコサペンタエン酸とも呼ばれ、EPAの略称が用いられます。
全長は約40cm程で、梅雨の時期においしいことから、旬のイサキは梅雨イサキとも呼ばれています。
食べ合わせによる相乗効果
イサキ+アスパラガス:ストレス緩和
イサキに含まれるタンパク質とアスパラガスに含まれるビタミンCの組み合わせでストレスの緩和に役立ちます。
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