抗酸化成分が豊富でガン予防に最適な柿

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注目の成分

βカロテン、タンニン、シブオール、ビタミンC

柿に含まれる成分に期待される効能

大腸ガン予防、風邪予防、二日酔い緩和、高血圧予防、肌荒れ解消

旬は9月~11月になります。

柿の渋み成分でガン予防

柿に含まれる活性酸素を除去するタンニンやシブオールには強力な抗酸化力があり、βカロテンとビタミンCとの相乗効果でガン予防に期待できます。

水溶性の食物繊維ペクチンも豊富で、大腸ガンの予防に期待できます。

強い抗酸化作用があるβクリプトキサンチンやリコペンも豊富にふくまれています。

色素成分のベータクリプトキサンチンには発ガン抑制効果に期待できます。

柿を切った時に見える黒い斑点のようなものの正体はタンニンが固まったものです。

 

二日酔いや悪酔いにも期待できる柿

柿には熱を取って乾燥による咳やのどの渇きを癒す作用があり、ビタミンCも豊富に含まれているので、風邪予防に効果的です。

利尿作用のあるカリウムやアルコール分解酵素で渋味成分のタンニンも含まれているので、飲食前に食べると二日酔い対策に期待できます。

タンニンは血圧の上昇を抑える作用がある一方で、鉄分の吸収を防げるので、貧血気味の人は食べ過ぎに注意が必要です。

干し柿にすると、体を冷やす作用は消失して胃腸を丈夫にして、咳や痰を治す効果もパワーアップします。

ビタミンCはコラーゲンの生成を促すので美肌効果に期待できます。

 

カキノキ科カキノキ属 柿の栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

甘柿 生 干し柿 1日の食事で必要な推奨量
男性30~49歳 女性30~49歳
食物繊維 1.6g 14.0g 20g以上 18g以上
カリウム 170mg 670mg 3000mg以上 2600mg以上
カルシウム 9mg 27mg 650mg 650mg
βカロテン 420μg 1400μg 900μg 700μg
レチノール 35μg 120μg
ビタミンD 0 0 5.5μg 5.5μg
ビタミンE 0.1mg 0.4mg 6.5mg 6.0mg
ビタミンK 0 0 150μg 150μg
ビタミンB2 0.02mg 0 1.6mg 1.2mg
ビタミンB12 0 0 2.4μg 2.4μg
葉酸 18μg 35μg 240μg 240μg
ビタミンC 70mg 2mg 100mg 100mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

柿のヘタや葉は漢方お生薬の原料に利用されています。

 

干し柿

干し柿は渋柿を屋外につるして乾燥させたものになり、果糖が白い結晶となって表面に吹いています。

干し柿には、ビタミンCやタンニンの効果はほぼなくなりますが、カロテンは増加します。表面の白い粉は咳止めやたんきりの効果に期待できます。

 

保存方法

厚手のビニール袋にいれて冷蔵庫の野菜室で保存します。

柿はヘタで呼吸しているため、濡らしたティッシュをヘタに当て、逆さに置いておくと熟すのを遅らせれます。

熟し方が足りない場合は常温で保存して追熟させます。

熟した柿はアルコールを分解する酵素を含むので二日酔いに効果的です。

 

食べ合わせによる相乗効果

柿+白菜:ガン予防、胃腸を丈夫にする効果

柿+ワカメ:ガン予防、糖尿病予防、肥満防止

柿+きゅうり:利尿作用、ストレス予防、血行促進

柿+大豆:高血圧予防、動脈硬化予防、心臓病予防、老化防止

柿+レモン:老化防止

柿+しょうが:風邪予防

柿+ヨーグルト:肌荒れ解消

 

民間療法

柿の若葉には、ビタミンCが豊富に含まれています。昔の人はお茶にして飲み風邪予防に利用していました。

 

渋抜き方法

ドライアイス法:果実量の100分の1~2のドライアイスを新聞紙に包み、厚さ0.1mmのポリ袋に入れ、柿と一緒に密封します。約5日で渋が抜けます。

 

アルコール法:25°~35°の焼酎を皿に入れ、ヘタの部分を軽く浸すか、吹きかけ、厚さ0.08mm程度のポリ袋に詰め密封して室温で放置します。約1週間で渋が抜けます。

 

注意事項

さつまいもと一緒に食べると結石になるおそれがあると言われています。

柿は体を冷やす作用が強いので、食べすぎると腹痛や下痢を起こす事もあるので胃腸の弱い方は注意が必要です。

 

 

 

 

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