注目の成分
βカロテン、カルシウム、鉄、アスパラギン酸
金針菜に期待される作用
貧血改善、精神安定、むくみ改善、月経障害改善
旬は6月~10月になります。
むくみやほてりを取り除き月経痛の改善に金針菜
金針菜は体の熱を冷まし、余分な水分の代謝をよくする働きがあり、ほてりやむくみ解消に期待できます。
ほうれん草の数倍の鉄分が含まれているので、血の巡りをよくして貧血や月経痛などの悩みにも役立ちます。
忘憂草(ボウユウソウ)とも呼ばれ、気の流れを改善して気持ちの落ち込みや憂うつな気分を解消します。
精神を安定させる効果もあるので、不眠症の改善にも期待できます。
ほろ苦く、ビタミンCや鉄分を多く含み、炒め物やスープなどに利用されています。
金針菜(きんしんさい)とは?
ユリ科の本萱草(ホンカンゾウ)という花のつぼみを乾燥させたものが金針菜になります。
そのまま調理もできますが、日本では乾燥させたものが一般的で、明るい黄色のものが良品とされます。
食べ合わせによる相乗効果
金針菜+ユリネ:憂うつ改善
金針菜+まこもたけ:貧血改善
金針菜+ハマグリ+ショウガ:むくみ解消
保存方法
高温多湿を避け常温で保存し、開封後は冷蔵庫で保存します。
注意事項
ほうれん草に含まれるシュウ酸によって、金針菜に豊富に含まれているカルシウムの吸収を妨げる可能性があるので、ほうれん草と一緒に食べるのは避けましょう。
生の金針菜には毒がある為必ず加熱調理して、高カロリーなので食べ過ぎに注意が必要です。
体を冷やす作用がある為、冷え性の人は不向きな食材です。
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