精神を安定させて不眠症改善に役立つ小麦

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主な成分

オレイン酸、カルシウム、ナイアシン、パントテン酸、リノール酸、リノレン酸

小麦に期待される作用

精神安定、不眠症改善、下痢改善

旬は6月~7月になります。

 

漢方では精神安定薬として利用されている小麦

体の熱を冷ましてのどの渇きを癒し、腎の気を補って水分の代謝を調節して、頻尿や慢性の下痢の改善に役立ちます。

 

心の働きを整え精神を安定させる作用が強く、動悸や不眠の改善に効果があります。

漢方では神経の鎮静作用や安眠作用のある「小麦(しょうばく)」という生薬となっており、小児の夜泣きやひきつけ、神経症などを改善する精神安定剤として利用されています。

 

五味では甘味に属すために、胃の働きを促進し、食欲不振や消化不良の改善に役立ちます。

 

小麦の薬効は主に胚芽部分にあるので、精白せずにそのままひいた全粒粉や丸小麦がお勧めです。

精白前の小麦胚芽には、ビタミンB1・B2・E、鉄、亜鉛、銅、マグネシウム、食物繊維などが豊富に含まれています。

欧米でも病気予防のために、全粒粉の黒パンを食べる人が多くなっているようです。

 

世界三大穀物の小麦

小麦は主に製粉されてパンや麺類などの食用に用いられています。

タンパク質の含有量の多い順に強力粉、中力粉、薄力粉と分類されて、用途によって使い分けられています。

 

小麦粉の保存方法

短期間なら常温で保存が可能です。

におい移りしやすいので、開封後は袋の口をしっかりと閉じてポリ袋に入れて冷暗所で保存します。

袋の口をしっかり閉じて、冷凍用保存袋に入れて冷凍保存します。

冷凍保存時の使用目安は約1年程になります。

 

食べ合わせのポイント

小麦が体を冷やす陰性食品の為、同じような体を冷やす牛乳や生野菜と一緒に食べると体温を低下させる原因となり、免疫力の低下にもつながります。

体を温める肉などの陽性食品と一緒に食べると最適です。

 

 

 

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