注目の成分
カリウム、サポニン、カルシウム
緑豆に期待される作用
むくみ解消、夏バテ解消、口内炎改善
旬は9月~11月になります。
ダイエット食材としも人気の「緑豆」
緑豆は「もやし」や「春雨」の材料として利用されています。
暑気あたりを改善する効果が高いので、中国では夏バテの予防や解消に欠かせない食材とされて、お茶代わりに煎じ汁を飲んだり、緑豆粥を食べる習慣があります。
体にこもった余分な熱を冷まし、発熱や口内炎、目の充血、熱のある吹き出物や腫物などの改善にも役立ちます。
皮を取り除くと消化がよくなりますが、体を冷やす作用などの栄養成分は皮にあるとされています。
解熱と解毒の両方の作用があるので、熱風邪には有効とされています。
食物繊維も豊富なので、ダイエット食材としても人気となっています。
緑豆は粉末を肌につけると皮膚を柔軟にし、美白にするなどの美容効果があるとされ、中国台湾、韓国などでは緑豆パックが盛んにとり入られています。
湿気によって体にたまった水分の排出を促すので、むくみや下痢の解消にも優れています。
解毒効果が高いので、昔は鉛中毒の治療にも利用されていました。
食べ合わせによる相乗効果
緑豆+ごぼう:デトックス、利尿効果
緑豆+ミント+レモン:熱中症予防
緑豆+タマネギ:ストレス緩和
体にこもった熱を取る緑豆の働きと、タマネギの血液サラサラ作用で、渇きやイライラの緩和に役立ちます。
注意事項
胃腸を冷やす性質で、利尿を促す作用に優れているので、慢性下痢や胃腸の弱い人は食べ過ないように注意が必要です。
緑豆はるさめは、栄養成分の高い皮を取り除いた後に、実の中のデンプンだけで作られているので、薬効はあまり高くなっていません。
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