ビタミンEが豊富で生活習慣病予防にも期待できるナッツ類

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ナッツ類には、ビタミンB1、カリウム、カルシウム、マグネシウム、オレイン酸など多くの栄養素がつまっています。

特にビタミンEが豊富に含まれており、細胞膜の酸化を抑えて、有害な過酸化脂質から細胞を守る事に役立ちます。

ビタミンEは、ビタミンA、C、カロテン類などの他の抗酸化成分と共に摂取することで、抗酸化作用がより強固になります。

ナッツは全体的にエネルギーが高めの食品の為、食べ過ぎに注意が必要になります。

落花生

落花生に期待される効能

空咳改善、むくみ解消、老化防止、動脈硬化予防

注目の成分

オレイン酸、レシチン、ビタミンE、カリウム

旬は8月~9月になります。

 

生活習慣病予防に役立つ落花生

落花生は抗酸化作用が強く、動脈硬化の予防効果のあるビタミンEを始め、脳の動きを活発にするレシチン、ビタミンB群、ミネラル類などを含んでいます。

肺を潤して空咳を改善したり、胃腸の働きを高めて、食欲不振、消化不良、むくみ、便秘を解消し、空気の乾燥が原因の乾燥肌の改善にも期待できます。

落花生に含まれる不飽和脂肪酸のリノール酸には、高血圧や動脈硬化の予防に役立ちます。

茶色い薄皮には抗ガン作用があり、下痢の改善に役立ち補血の薬効もあります。

レシチンには脳細胞の活性化を促し、記憶力の向上に役立ちます。

脂質は不飽和脂肪酸のオレイン酸なので悪玉コレステロールを除去し、さらに脂質の代謝を助ける抗酸化物質の働きと相まって生活習慣病予防に効果があります。

ビタミンB群の一種、ナイアシンがアルコールの代謝を助けるので、酒のつまみにも最適のようです。

 

マメ科ラッカセイ属 落花生の栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

乾 大粒種 いり 大粒種
エネルギー 562kcal 585kcal
食物繊維 7.4g 7.2g
カリウム 740mg 770mg
カルシウム 50mg 50mg
ビタミンE 16.8mg 18.3mg

生やゆでた落花生より、炒ったもののほうが成分が凝縮され、栄養価が高まります。特にナイアシンやパントテン酸、食物繊維が倍増します。

 

保存方法

生の落花生の場合は日持ちしないので冷凍庫の中で保存します。

乾燥したものは、湿気の低い風通しの良い場所で保存します。

 

落花生の保存での注意事項

食べすぎると消化不良を起こす可能性があるので気を付けましょう。

落花生などはカビが生えると肝臓ガンの原因となるアフラトキシンが発生することがあるので注意が必要になります。

 

食べ合わせによる相乗効果

落花生+春菊:血栓の予防

落花生+鶏肉:肝機能向上

豚肉と一緒に落花生を皮ごと料理すると貧血の解消に効果があります。

 

 

 

アーモンド

アーモンドに期待される効能

老化防止、ストレス解消、便秘の改善

注目の成分

ナイアシン、ビタミンE、カリウム

旬は通年になります。

豊富なカリウムとビタミンEでガンの予防や改善効果

アーモンドには非常に抗酸化力の強いビタミンEが豊富に含まれています。

ビタミンEには脂質が過酸化脂質にかわるのを防ぎ老化の要因となる細胞膜の酸化を防いでくれたり、血行を高めて血液をサラサラにして動脈硬化や生活習慣病の予防に期待できます。

豊富に含まれているナイアシンには美容に役立つ他にも、脳神経を活性化して精神を安定させ、ストレスの緩和や二日酔いを防ぐのに効果的です。

食物繊維も豊富で腸内をなめらかにするので、便秘の解消にも期待できます。

 

バラ科サクラ属 アーモンドの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

アーモンド 乾 アーモンド いり
エネルギー 587kcal 608kcal
食物繊維 10.1g 11.0g
カリウム 760mg 740mg
カルシウム 250mg 260mg
ビタミンE 31.4mg 29.8mg
ワインと一緒にアーモンドを摂取するとイライラ改善や精神安定効果の向上が期待できます。

 

アーモンドの保存方法

密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。

時間が経過して酸化すると味も香りも落ちるので、食べきれない場合は冷凍保存します。

 

食べ合わせによる相乗効果

アーモンド+ニンジン:老化防止

アーモンド+タラ:気分の落ち込みの解消

 

効果的な食べ方

1日に食べるのは10個以内にして、継続して食べることで効果が期待できます。

 

 

 

クルミ

クルミに期待される効能

老化防止、便秘の改善、腰痛の改善、

注目の成分

ビタミンE、カリウム

旬は10月~12月になります。

脳の老化防止効果の高い事で有名なクルミ

腎を補う作用があり、腰痛、下半身の冷え、耳鳴り、頻尿、老化防止などの改善が期待できます。

肺を温めて呼吸器の働きを円滑にするので、慢性のせきや喘息などを鎮めてくれます。

豊富に含まれている食物繊維は便秘の改善に適しており、不飽和脂肪酸は脳の老化防止に役立ちます。

健康維持に不可欠な必須脂肪酸のαリノレン酸も多くふくまれており、ストレスの軽減や肥満、高血圧、糖尿病などの予防に期待できます。

最近では、抗うつ作用があることも分かってきました。

クルミの形が脳に似ているので、常食すると脳の働きが良くなると昔から言われていましたよ。

 

クルミ科クルミ属 クルミの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

クルミ いり
エネルギー 674kcal
食物繊維 7.5g
カリウム 540mg
カルシウム 85mg
ビタミンE 27.5mg
中国では、健脳の木の実として常食されていますよ。

 

クルミの保存方法

実は密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。

殻付きの場合は、酸化をふせぐのに役立つので殻のまま保存します。

 

食べ合わせによる相乗効果

クルミ+エビ:老化防止

クルミ+ほうれん草:貧血の予防

 

注意事項

クルミは消化しにくいので、下痢気味の人や胃腸が弱い方は食べる量に注意しましょう。

殻に穴があいている場合は中に虫が入っている可能性があるので気を付けましょう。

 

 

 

カシューナッツ

カシューナッツに期待される効能

疲労回復、成長促進、老化防止

注目の成分

カリウム、不飽和脂肪酸

 

豊富なカリウムでガン予防

血液をサラサラにする不飽和脂肪酸のほか、鉄や亜鉛などのミネラル類を豊富に含んでいます。

子供の成長を促したり、大人の新陳代謝を活発にして老化を防止する効果があります。

 

ウルシ科カシューナットノキ属 カシューナッツの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

フライ 味付け
エネルギー 576kcal
食物繊維 6.7g
カリウム 590mg
カルシウム 38mg
ビタミンE 6.6mg
クルミと一緒にカシューナッツを摂取すると、老化防止や血行促進の効果が向上します。

 

 

 

松の実

松の実に期待される効能

空咳改善、便秘解消、美肌効果、老化防止

注目の成分

カリウム、パントテン酸、ビタミンE

 

豊富なカリウムとビタミンEでガン予防効果

松の実は体を潤す作用があり、空咳や便秘を改善し、肌や髪、爪に潤いを与えて美しさを保つ効果があります。滋養強壮効果も高く、老化予防にも有効です。

良質のタンパク質やビタミン、脂肪が豊富に含まれ、昔から漢方としても重宝されてきました。免疫力を高めて、ウィルスや有害な細菌が増殖するのを防いで細胞を守る働きに期待されています。

松の実の殻の有効成分は好中球を増やし、マクロファージとリンパ球を活性化させ、免疫力を高め、ガン、AIDS、ウイルス疾患などの予防・改善効果が期待できます。

 

マツ科マツ属 松の実の栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

まつ 生 まつ いり
エネルギー 669kcal 690kcal
食物繊維 4.1g 6.9g
カリウム 730mg 620mg
カルシウム 14mg 15mg
ビタミンE 15.8mg 25.2mg
ハチミツと一緒に松の実を摂取すると、せき止めや便秘解消の効果が向上します。

 

 

 

 

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