注目の成分
タンパク質、リノール酸、大豆オリゴ糖、イソフラボン、ビタミンE
豆腐に期待される効能
疲労回復、コレステロール低下、便秘解消、ガン予防、美肌効果
旬は1年中になります。
高脂血症の予防や健脳効果に役立つ豆腐
豆腐のタンパク質は、肉に匹敵するほど良質で、必須アミノ酸であるリジン・フェニルアラニン・トリプトファンなどを多く含み、疲労回復やストレスの緩和に効果が期待できます。
豊富なリノール酸はコレステロールの低下に役立ちます。
豆腐は、リノール酸・リノレン酸・大豆レシチン・イソフラボン・カルシウム・ミネラル・ビタミンB・Eなどがバランスよく含まれる健康食品になり、脳の働きをよくしたり、認知症・更年期障害・骨粗しょう症予防に期待できます。
抗酸化作用もあるのでガン予防や、血行をよくするので美肌効果に役立ちます。
豊富な大豆オリゴ糖は、お腹の調子を整え、便通の改善を促します。
消化吸収率がほぼ100%なので、赤ちゃんや高齢者、病中・病後の人の格好の栄養補給食品になります。
豆腐の栄養成分
可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照
木綿豆腐 | 絹ごし豆腐 | |
エネルギー | 72kcal | 56kcal |
タンパク質 | 6.6g | 4.9g |
食物繊維 | 0.4g | 0.3g |
カリウム | 140mg | 150mg |
カルシウム | 86mg | 57mg |
βカロテン | 0 | 0 |
ビタミンD | 0 | 0 |
ビタミンE | 4.7mg | 3.1mg |
ビタミンK | 13μg | 12μg |
ビタミンB2 | 0.03mg | 0.04mg |
ビタミンB12 | 0 | 0 |
ビタミンC | Tr | Tr |
単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。
Tr:含まれている量が最小記載量に達していない事を示します。
豆乳にカルシウムやマグネシウムを含むにがりを加えると豆腐ができます。
木綿豆腐のほうが絹ごし豆腐よりタンパク質やカルシウムが豊富に含まれています。
食べ合わせによる相乗効果
豆腐+かつお節:イライラ解消
豆腐+ごま油:便秘解消
豆腐+きゅうり:熱を冷ます効果
豆腐+豚肉:夏バテ予防
暑さのストレスなどで消費されるタンパク質を豆腐に含まれる良質のタンパク質で補い、糖質をエネルギーに変える作用のある豚肉に含まれるビタミンB1を合わせる事で、夏バテ予防に期待できます。
豆腐は大豆そのものよりも消化がよいので、胃腸が弱い人は大豆よりも豆腐で栄養を摂る事がお勧めです。
注意事項
豆腐は体を冷やす陰性食品の為、冷え性の人が豆腐を食べる時は湯豆腐やみそ汁の具にするなどの熱を加えて、体を温める陽性食品に変化させて食べるのがお勧めです。
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