日米で認められているガン抑制作用のブロッコリー

ブロッコリーに含まれる注目の成分

食物繊維、ビタミンC、ポリフェノール、スルフォラファン、インドール

期待される作用

免疫力向上、生活習慣病予防、高血圧改善、整腸作用、抗ガン作用、解毒作用

美味しい時期は 11月~3月になります。

デザイナーフーズとして有名なブロッコリーの作用

ブロッコリーはアメリカのデザイナーフーズ(がん抑制作用があるとされる植物性食品)にとり上げられた食品で、高い栄養価とその効果が証明された事で注目されるようになった野菜になります。

ブロッコリーに含まれるスルフォラファンはアブラナ科の野菜に含まれるイオウ化合物で、辛味やにおいの成分になります。

ブロッコリーを切ったりすりつぶしたりしたときに、酵素の働きでスルフォラファンが発生します。又、そのまま食べても、腸内細菌の働きでスルフォラファンに変化します。

スルフォラファンという成分は強力な抗酸化作用があり、ガンや老化を促す活性酸素を消去する働きに期待されています。

発芽段階のブロッコリー(ブロッコリースプラウト)には、成熟したものの20倍以上ものスルフォラファンが含まれています。

体内でビタミンAとなりガン予防に働くβカロテンや、活性酸素を無毒化するビタミンC・E、ビタミンB群などが含まれています。

セレンには、活性酸素を無毒化するグルタチオンペルオキシダーゼという酵素の成分となり、ガン予防に働きます。

デザイナーフーズにとりあげられた為、ここ10年で消費が拡大した野菜の一つとなっています。

 

生活習慣病予防や高血圧予防に役立つブロッコリー

脳梗塞・脳血栓・動脈硬化・高血圧の予防・免疫機能の活性化・ぼけ予防・貧血・冷え症の治療・肥満の防止などにも有効であるといわれています。

腎機能の働きを高めて、胃腸を丈夫にして虚弱体質の改善に役立ちます。

体内のインスリン分泌を促進し、糖尿病予防にも有効とされるクロムも含まれています。

ビタミンKは、じょうぶな骨づくりに欠かせない栄養素で、カルシウムの骨への沈着を助ける働きや、止血作用に期待できます。

豊富に含まれているビタミンCには、メラニン色素の沈着を抑制し、シミなどを防ぐ効果があり、皮膚や粘膜の成分となるコラーゲンの合成を促して免疫力を高めます。

緑色のつぼみ以外は捨ててしまいがちですが、茎は加熱すると甘味が増して美味しくなり、食物繊維が多く含まれています。

 

アブラナ科アブラナ属 ブロッコリーの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

ブロッコリー 生ブロッコリー ゆで1日の食事で必要な推奨量
男性 30歳~49歳女性 30歳~49歳
食物繊維4.4g3.7g20g以上18g以上
カリウム360mg180mg3000mg以上2600mg以上
カルシウム38mg33mg650mg650mg
βカロテン810μg770μg900μg700μg
レチノール67μg64μg
ビタミンD005.5μg5.5μg
ビタミンE2.4mg1.7mg6.5mg6.0mg
ビタミンK160μg150μg150μg150μg
ビタミンB20.20mg0.09mg1.6mg1.2mg
ビタミンB12002.4μg2.4μg
葉酸210μg120μg240μg240μg
ビタミンC120mg54mg100mg100mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

 

食べ合わせによる相乗効果

ブロッコリー+じゃがいも:健胃効果

ブロッコリー+シイタケ+にんにく:ガン予防

 

保存方法

ラップに包んで冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。

冷凍庫で保存する場合は、かためにゆでて、ラップに包んで保存します。

 

注意事項

調理時に長時間ゆで過ぎると、ビタミンCが流れ出てしまうので注意が必要です。

ビタミンCの含有量はピーマン(76mg)よりもブロッコリー(120mg)は上回りますが、水に溶けやすい成分ですので、加熱は短時間にして、ゆでる時は塩を少し加えると、ビタミンCの損失を最低限に抑えられます。

 

イタリアでは貴重で薬効のある野菜として有名

地中海沿岸原産の野生のキャベツの一変種として生まれ、別名を「芽花野菜」「緑花野菜」といわれていました。

イタリアでは、ローマ時代から重要な野菜として改良が加えられ、その後ヨーロッパ中に広がり、日本へは明治時代に導入されましたが、当時はあまり普及しなかったようです。

本格的な栽培は戦後になってからですが、80年代に入って急速に需要が伸び、先に定着していたカリフラワーの需要を追い抜きました。

 

 

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