肝臓ガンの抑制や骨粗鬆症に有効な小松菜

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注目の成分

βカロテン、クロロフィル、アリルイソチオシアネート、インドール

小松菜に期待される作用

骨粗しょう症予防、風邪予防、老化防止、コレステロール値低下

美味しい時期は12月~2月になります。

肝臓ガンにグルタチオンの抗酸化成分が有効

小松菜に含まれるグルコシノレートは肝臓の働きを助け有害物質の解毒作用を高めます。動物実験では、グルコシノレートを与えるとガンが発症しにくいという結果報告もあります。

抗酸化成分であるβカロテンとビタミンCを多く含み免疫力を高める効果もありガン予防に期待できます。

体内のミネラルバランスを一定に保ち、高血圧や発ガンを予防するカリウムも豊富に含まれています。

小松菜に豊富に含まれている強力な抗酸化成分であるグルタチオンは、動物実験で効果があったほか、人での研究では、肝臓ガンの患者さんのガンの増殖が抑えられたそうです。

 

風邪予防や美肌作り、認知症予防に期待される小松菜

小松菜は腸を潤す作用があり、優れた解毒効果があり、βカロテン、ビタミンB・C・E、カルシウム、鉄、リン、食物繊維なども豊富に含む栄養価が高い野菜として人気があります。

豊富に含まれているβカロテンは抗酸化作用が非常に強く、活性酸素を無毒化して老化やガン予防に働く他に、体内で必要なだけビタミンAに変わります。

ビタミンAは皮膚や粘膜を強くして、体外からの異物の侵入を抑え免疫力を高めて風邪などの細菌やウイルスから身を守り、腸管の消化吸収能力を高めてくれます。

ほうれん草の3倍以上のカルシウムを含んでいるので骨粗しょう症の予防やイライラ解消に役立ちます。

カルシウムはビタミンDを含む食材と一緒にとることで吸収が高まるので、ビタミンDを多く含むきのこと一緒に調理すると吸収効果が上がります。

ビタミンAは油を使って調理すると吸収率が8倍になるといわれます。小松菜のビタミンCはゆでると壊れやすい為、炒めるか生がお勧めです。

 

アブラナ科アブラナ属 小松菜の栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

小松菜 葉 ゆで 1日の食事で必要な推奨量
男性 30歳~49歳 女性 30歳~49歳
食物繊維 2.4g 20g以上 18g以上
カリウム 140mg 3000mg以上 2600mg以上
カルシウム 150mg 650mg 650mg
βカロテン 3100μg 900μg 700μg
レチノール 260μg
ビタミンD 0 5.5μg 5.5μg
ビタミンE 1.5mg 6.5mg 6.0mg
ビタミンK 320μg 150μg 150μg
ビタミンB2 0.06mg 1.6mg 1.2mg
ビタミンB12 0 2.4μg 2.4μg
葉酸 86μg 240μg 240μg
ビタミンC 21mg 100mg 100mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

小松菜は中国から伝来したアブラナ科の非結球菜類の中から交配され、江戸時代に生まれた品種で、小松川で栽培されていたことから、この名称になったと言われています。

旬は冬ですが、現在は流通している小松菜は一年を通して収穫が可能に改良された品種です。

 

食べ合わせによる相乗効果

小松菜+干しエビ:骨粗しょう症予防

小松菜+ツナ+レモン:美肌効果

 

小松菜の保存方法

さっと洗ってから湿らせた新聞紙に包みポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。

 

調理前の農薬等を除去する方法

食材に残った農薬などの有害物質を含んだ野菜を摂取して体内に入ると、悪玉活性酸素の発生の原因となり、ガンなどの健康被害の要因になる一つとして考えられています。

小松菜は残留農薬や硝酸塩が多く、要注意の野菜の一つです。

下ごしらえはまず根元を広げるようにして、流水でよく洗う事で表面の農薬やダイオキシンを落とします。

約2センチ幅に切った後に、たっぷりのお湯で1分程ゆでて、水にさらして水気を絞ります。

ゆでる前に切るのは、硝酸塩などを湯に溶けだしやすくする為で、ゆで時間1分にするのは、ビタミンCを減らさないギリギリのラインと言われています。

 

 

 

 

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