疲労回復や食欲不振に役立つアサツキ

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注目の成分

βカロテン、硫化アリル

アサツキに期待される効能

消化促進、食欲増進、血糖値の上昇抑制、高血圧予防

美味しい時期は3月~4月です。

 

抗ガン作用や血圧上昇の抑制に期待されるアサツキ

アサツキには刺激成分である硫化アリルが含まれており、消化液の分泌を促して食欲を増進したり、ビタミンB1の吸収を高めて疲労回復や食欲不振、イライラ解消に役立ちます。

ビタミンB1は不足するとクエン酸回路がスムーズに働かなくなってガンを招くおそれがあります。

硫化アリルの一種のアリシンには血糖値や血圧の上昇を抑制したり、ガン予防効果に期待されています。

アサツキに豊富に含まれているβカロテンは抗酸化作用が非常に強く、活性酸素を無毒化して老化やガン予防に働く他に、体内で必要なだけビタミンAに変わります。

ビタミンAは皮膚や粘膜を強くして、体外からの異物の侵入を抑え免疫力を高めて細菌やウイルスから身を守り、腸管の消化吸収能力を高めてくれます。

刺身などに添えるのは、殺菌効果がある為です。

 

本朝食艦(ほんちょうしょっかん)より

江戸時代の食物書の本朝食艦には、アサツキは「気を下し、食を消し、またよく食を進める」と書かれてあり、古くから高ぶった気をしずめて、消化を促進し、食欲増進に役立つことが知られていました。

 

アサツキの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

アサツキ 葉 生 アサツキ 葉 ゆで 男性 30歳~49歳
摂取基準推奨量
食物繊維 3.3g 3.4g 20g以上
カリウム 330mg 330mg 3000mg以上
カルシウム 20mg 21mg 650mg
βカロテン 750μg 720μg 900μg
レチノール 62μg 60μg
ビタミンD 0 0 5.5μg
ビタミンE 2.5mg 2.5mg 6.5mg
ビタミンK 50μg 43μg 150μg
ビタミンB2 0.16mg 0.15mg 1.6mg
ビタミンB12 0 0 2.4μg
ビタミンC 26mg 27mg 100mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

アサツキはもともと山の草地生えていたネギの近親種で晩春にネギの味が落ちた頃に、ネギの代用として愛用されてきました。

ネギよりも細く辛みも優しくて、主に薬味などに使用されています。
ネギの若芽がアサツキとして出回ることもあるそうです。

 

 

 

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