抗酸化作用が高い南国の万能果実パパイヤ

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パパイヤには、たんぱく分解酵素が含まれているので肉の消化を助ける働きがあるため、肉料理のデザートにおすすめの果物です。

又この酵素の働きを利用して、パパイヤの果肉に肉を2~3時間漬けると、肉が柔らかくなります。

 

イソチオシアネートとリコピン成分で抗ガン作用効果

パパイヤには、発ガン物質を無毒化し、抵抗力を高めるイソチオシアネートが多く含まれています。その含有量は果物の中でも飛び抜けており、抗ガン作用に期待できます。

イソチオシアネートは、タバコの煙に含まれる発ガン物質による肺ガン、肝臓ガン、胃ガン、大腸ガンに対して予防効果がある事が確認されています。

パパイヤのカルパインの酵素には抗ガン効果が期待できます。

果肉の黄色いものにはガン予防の効果が期待されるカロテノイドの一種のβクリプトキサンチンが含まれています。

赤い果肉のものには呼吸器系の免疫力を高め動脈硬化の予防効果が期待されるリコピンが含まれています。カロテノイドの一種のリコピンは、ビタミンEの約100倍、βカロテンの2倍近い抗酸化作用があり、ガンを抑制したり遺伝子を活性化させ、肝臓ガン、大腸ガン、前立腺ガンなどの予防に期待できます。

 

パパイヤ科パパイヤ属 パパイヤの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

完熟:生 未熟:生
カリウム 210mg 190mg
βクリプトサンチン 820μg 140μg
ビタミンC 50mg 45mg
ビタミンE 0.6mg 0.7mg
食物繊維 2.2g 2.2g

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

 

食物酵素の王様と呼ばれるパパイヤ

パパイヤにはタンパク質と脂質糖分を同時に分解するパパイン酵素が含まれているので、肉料理と一緒に食べると胃もたれを防いでくれます。

強い抗酸化作用を発揮するβカロテン、クエン酸回路をスムーズに働かせるビタミンB1、免疫力を高めるビタミンC、体内のミネラルバランスを整えるカリウムが含まれます。又、血を作るビタミンといわれる葉酸も豊富に含まれています。

 

栄養素が変化するパパイヤ

パパイヤは熟して緑色から黄色になると、パパインやリン、鉄などのミネラルの含有量が減りますが、ビタミンCやβカロテン、葉酸は増加します。

 

保存方法

未熟のものは常温で追熟させます。10℃以下にすると果肉が崩れるので注意が必要です。

 

カット方法

パパイヤをヘタの部分を上にした場合、下のお尻の部分から熟していきますので、下のほうにいくほど甘くなっています。縦割りにすると、均一な甘さでわける事ができます。

 

 

 

 

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