一粒はとても小さいゴマですが、栄養分満載で美容と健康に良いとの評判です。
ゴマの「がん」についての影響を調べてみたいと思います。
ゴマには、セサミノール配糖体・セサミン・セサモリン・ビタミンE・セレン・アントシアニン・オレイン酸などのがんに効果があるとされる栄養素も含まれています。
ラットを使用した動物実験ではセサミノールを与えた事によって、細胞のがん化が抑えられたことが証明されています。
ただ、ゴマにはセサミノールの成分は含まれておらず、セサミノール配糖体という成分が含まれています。これ自体に、抗酸化作用は無いのですが、ゴマを食べて消化・吸収されると腸内細菌の働きでセサミノールに変換されて、抗酸化作用が発生する事が判明されています。
セサミノール配糖体は、コレステロールの沈着を抑え、動脈硬化を予防する効果があると動物実験で証明されています。
ゴマの様々な抗酸化成分
セサミン:肝臓で抗酸化作用を示すことで肝臓がんの予防に期待されています。
セサモリン:炒める事でセサモールという抗酸化作用の高い成分に変化します。
ビタミンE:抗酸化作用が強く脂質が過酸化脂質に変わるのを防ぎます。
オイレン酸:ゴマの脂質の40%を占めており、大腸がんの予防効果に期待されています。
セレン:抗酸化作用が強く、老化や動脈硬化やがんの予防が期待されます。ビタミンCを効率よく使えるように助ける働きもあります。
ゴマの食べ方
ゴマには、白ゴマや黒ゴマなど色々とあるようですが、栄養成分にはさほど違いは無いようです。
ただ、すりごまの方栄養分を吸収しやすいそうです。
普通の粒状のままだと消化されずにそのまま排出される事があるそうです。食べるときは出来るだけ奥歯で噛んで磨り潰した方が健康に良いようです。
又、1日約10g程ゴマを食べたほうが、健康に良いといっている人もいます。
100円ショップで購入したゴマの一袋が100gですので、これを10日で食べなさいという事になります。思いのほか、結構な量になります。朝、昼、晩、和食にしてなんでも振りかけて食べなければ処理できないような気もします。
なんでも振りかけるのであれば、すりごまを購入して色々な物にかけたほうが食べやすい気がしますね。
周りを見ても色々とゴマがかかった製品があります。
コンビニ弁当の白ごはんや白米のおにぎりには黒ごまが振りかけられています。ごま団子やゴマ入りせんべい、サツマイモ料理やハンバーガーのパンの上にも振りかけられています。
しかし、何気にゴマの性能に驚いています。
ただ、唯一の難点は、歯の隙間に挟まる事でしょうか?
でも、すりごまにすれば問題解決のようです。
油もごま油に変更した方が健康によいような気がしますね。
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