フコイダンとアルギン酸に期待できるワカメ

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食材には、体を健康に保つさまざまな成分が入っており、食材と食材を食べあわす事で相乗効果が期待できるものもあります。これらの成分に期待される情報を得る事で、食事への認識向上の手助けになればと思います。

ワカメの注目成分

アルギン酸、カリウム、βカロテン、フコイダン

ワカメに含まれる成分に期待される事

高血圧予防、骨粗鬆症予防、動脈硬化予防、抗ガン・抗菌予防

ぬめり成分でガン予防に効果できるワカメ

フコイダンは、ワカメの表面にあるぬめり成分になります。フコイダンには免疫力を高める効果が期待され、ガン細胞を細胞の自滅に誘導する作用があると考えられています。

海藻類に含まれる褐色の色素成分でカロテノイドの一種のフコキサンチンには、ガン予防に効果があると期待されています。

ワカメは酢の効果で食物繊維がやわらかくなり、フコイダンなどの成分がとりこみやすくなります。

海藻は油ととるとβカロテンの吸収が高まります。

ワカメの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

乾燥 板わかめ カットわかめ
食物繊維 31.7g 35.6g
カリウム 7400mg 440mg
カルシウム 960mg 820mg
βカロテン 8500μg 1800μg
ビタミンE 2.6mg 0.3mg
ビタミンK 1800μg 1600μg
ビタミンC 20mg 0

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

ワカメとタケノコの食べ合わせで、動脈硬化予防・大腸ガン予防が向上するといわれています。

日本人の1日に必要な食事での摂取基準量(2015年版)

30歳~49歳 男性 30歳~49歳 女性
推奨量 耐用上限量 推奨量 耐用上限量
食物繊維 20g以上 18g以上
カリウム 3000以上 2600以上
カルシウム 650mg 2500mg 650mg 2500mg
ビタミンA 900μg 2700μg 700μg 2700μg
ビタミンE 6.5mg 900mg 6.0mg 900mg
ビタミンK 150μg 150μg
ビタミンB2 1.6mg 1.2mg
ビタミンC 100mg 100mg

ビタミンAはβカロテン+αカロテン+レチノールの総量になります。耐用上限量は野菜などの食材で摂取する場合は問題ないですが、サプリメントなどで摂取した場合に悪影響が発生する可能性のある数値になります。

 

食物繊維やミネラルが豊富なワカメの効果

ワカメを長く煮込むと、アルギン酸やフコイダンなどの食物繊維が水にとけだしぬめりが出てきます。

ぬめり成分のアルギン酸は、血中コレステロールの上昇を抑える働きや、便の量をふやし、コレステロールなどのように多すぎると体に有害な作用を及ぼす物質を取り込んで排出する効果に期待できます。

ワカメなどの海藻には、タバコのタールによって傷ついた肺の粘膜を保護・再生する働きがあるといわれています。

水分代謝の異常を治す働きに期待できるワカメは、利尿・通便作用で、痛風や高血圧に効果的だといわれています。

ワカメを長く煮込むと、アルギン酸やフコイダンなどの食物繊維が水にとけだしぬめりが出てきます。

食物繊維やミネラルが豊富なので、美肌や育毛効果に期待されています。

保存方法

塩蔵ワカメはポリ袋に入れて冷蔵します。

乾燥ワカメは乾燥剤と一緒に密閉して保存します。

古事記や万葉集にも名が登場していたワカメ

ワカメは当時、主に若い茎葉部を食べる事から「若布(わかめ)」と呼ばれていました。そのほかにワカメは「若芽」「若女」とも記されており、若返りの効果があるといわれていました。

民間療法

ワカメの味噌汁を飲むと、イライラが落ち着き、腸の若さも保てるといわれています。

 

 

 

 

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