エノキタケの注目成分
ギャバ、βグルカン、ナイアシン、ビタミンB1
エノキタケに含まれる成分に期待される効果
安眠効果、疲労回復効果、動脈硬化、便秘改善
エノキタケに含まれるβグルカンで抗ガン作用に期待
エノキタケには、きのこ類などの細胞壁に含まれる水溶性食物繊維の一種のβグルカンが含まれており、免疫力を高めたり、抗ガン作用に期待できます。動物実験ではガンが縮小したという報告があります。
キシメジ科 エノキタケの栄養成分
可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照
ゆで | 油いため | 味付け瓶詰 | |
食物繊維 | 4.5g | 4.6g | 4.1g |
カリウム | 270mg | 380mg | 320mg |
βカロテン | 0 | 0 | 0 |
ビタミンE | 0 | 0 | 0 |
ビタミンB1 | 0.19mg | 0.26mg | 0.26mg |
一般的に美味しい時期は11月~3月といわれています。
生活習慣病の予防に期待できるエノキタケ
エノキタケにギャバという成分が豊富に含まれており、神経の興奮を鎮め腎臓や肝臓の働きを活発にする働きがあり、血圧や神経の安定に役立ちます。
きのこ類の中では、ビタミンB1の含有量はシイタケの次に多く含まれています。ビタミンB1には疲労回復に期待でき、皮膚や髪の毛、爪などの健康維持に役立つ効果があります。
エノキタケには血中脂肪や血圧、血糖値を低下させ、便秘も改善に期待できます。子供の脳の発育をよくする作用があるといわれています。
疲れて食欲がない時や眠れない時の食事にピッタリの食材です。
食べ合わせによる相乗効果
エノキタケ+にがうり:血糖値の低下促進
エノキタケ+エビ:子供の発育促進
エノキタケ+くるみ:建脳効果
干してから調理するとうまみが増します。
保存方法
真空パックのものは冷蔵庫で1週間程保存可能といわれています。
冷凍保存する場合は、根元を切り取って小分けにしておくと、利用する時に便利です。
コメント