きのこ類最強の抗ガン作用のマイタケ

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注目の栄養成分

βグルカン、エリタデニン、エルゴステロール

マイタケに含まれる成分に期待できる作用

乳ガン・子宮ガン・前立腺ガン・肺ガン・大腸ガン予防、便秘解消、生活習慣病予防

旬の時期は10月~11月になります。

マイタケに含まれる抗ガン作用

きのこ類には、βグルカンという多糖類が含まれ、免疫機能を回復させガン細胞の増殖を抑える働きがあります。

 

マイタケに含まれるβグルカンの一種のMDフラクションには、きのこ類で最も強い抗ガン作用があり、マクロファージなどの免疫細胞の働きを高めることで、結果的にガンを抑制する事がわかっています。

 

動物実験では、MDフラクションは抗ガン剤よりも強いガン抑制効果が認めれ、抗ガン剤と併用するとより高い効果が得られたとの事です。

 

βグルカンには食物繊維と同じように腸内をきれいにする効果があるため、大腸ガンの予防にも役立ちます。

 

マイタケはキノコ類の中で、免疫機能を高める作用が群を抜いて高いと言われています。

 

体を健康に保ち、免疫力をアップするマイタケ

気を補い、血液の循環や水分の代謝をよくする作用があり、食物繊維も豊富なので、便秘の予防や美肌づくりにも期待できます。

 

ビタミンDも豊富に含まれており、カルシウムの吸収を助け、骨や歯を丈夫にするのに役立ちます。

 

βグルカンには、血圧・血糖値・コレステロールを下げるなど、さまざまな効果が期待でき、欧米では健康に役立つ機能食品として認知されています。

 

MDフラクションは、ガン以外にも肝炎、糖尿病、高脂血症、便秘症、肥満症、アレルギー、エイズなどの改善に期待でき、毎日30~50gずつ食事に組み入れるだけて効果的です。

低エネルギーなので、肥満防止の食材としても活躍します。

 

サルノコシカケ科マイタケ属 マイタケの栄養成分

可食部100gあたり 日本食品標準成分表2015年版(七訂)参照

マイタケ ゆで マイタケ 油炒め 1日に必要な推奨量
男性 30歳~49歳
食物繊維 4.3g 4.7g 20g以上
カリウム 110mg 300mg 3000mg以上
カルシウム Tr Tr 650mg
βカロテン 0 0 900μg
レチノール 0 0
ビタミンD 5.9μg 7.7μg 5.5μg
ビタミンE 0 0.6mg 6.5mg
ビタミンK 0 0 150μg
ビタミンB2 0.07mg 0.21mg 1.6mg
ビタミンB12 0 0 2.4μg
ビタミンC 0 0 100mg

単位:μg(マイクログラム)とは、
1g=1000mg=1000000μg
1μg=0.001mgになります。

Tr:含まれている量が最小記載量に達していない事を示します。

70年代から栽培が始まり、歯ごたえと独特の香りが人気です。
人工栽培がはじまる前は、その名前の由来どおり、見つけたら舞い上がって喜ぶほどの希少なもので「森の宝石」と珍重されていました。

白マイタケ

マイタケよりも柔らかな肉質で、黒ずんだ煮汁が出ないので料理がきれいに仕上がります。

 

保存方法

パックのまま冷蔵庫の野菜室で保存します。小分けにして冷凍保存も可能です。

 

食べ合わせによる相乗効果

食べ合わせる食材 期待される作用
マイタケ+ニンジン 動脈硬化予防
マイタケ+ねぎ 生活習慣病予防
マイタケ+はくさい 美肌づくり
マイタケ+ヤマノイモ 免疫力アップ
マイタケ+豆腐 体力増強
マイタケ+アーモンド 不眠解消
マイタケはビタミンCやカリウムの多い緑黄色野菜と組み合わせると栄養バランスが良くなります。

 

調理方法について

マイタケに含まれる血糖値を下げ脂肪の代謝を促進するビタミンB2やメラニン色素の生成を抑えるチロシナーゼ阻害物質などの有効成分は、おもに水溶性の為、水洗いは禁物です。

 

油を使用して調理すれば、ビタミンDの吸収率が高まります。

 

加熱すると水分が出るので、炒め物などに使う場合はさっと火を通す程度にすると、シャキシャキとした歯ごたえが楽しめます。

 

MDフラクションは吸収しやすく加熱にも強いので、あえる、炒める、揚げる、鍋などいろいろな料理に活用できます。

主な有効成分は、熱を加えると溶け出してしまうので、煮汁も捨てずに利用しましょう。

 

 

 

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